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飼い主さんのストレスも?! 愛犬が不幸になるストレスとは 

突然ですが、みなさんは生活の中でどのようなときにストレスを感じますか?
人と生活しているわんちゃんも、さまざまな刺激やストレスを感じながら生活していますが、生活していくうえで全く必要のないストレスを感じていることも。
これらの、まったく良いことがない“悪いストレス”をわんちゃんが受け続けていると、どんどん不幸になってしまうだけでなく、わんちゃんは飼い主さんを信頼できなくなります。
ここでは、そんな“悪いストレス”をいくつか紹介しますので、参考にしてくださいね。

「無理強い」ストレス

散歩中にリードを無理やり引っ張ってわんちゃんを歩かせたり、暑すぎる・寒すぎる環境で生活させたり、空腹やのどの渇きを我慢させたりするなど、わんちゃんに無理強いをさせるのは、肉体的にも精神的にも強いストレスになります。

散歩中にわんちゃんが歩かない場合、おやつで誘導したり、少し休憩したりすると、また自分から歩きたくなることもありますし、わんちゃんの住環境の場合は、自分で居心地のいい場所に移動できるように、サークル内のハウスの位置を調整したりするなど、できるだけわんちゃんにストレスをかけない方法を選びましょう。

「叱られる」ストレス

親や学校の先生、会社の上司などから、叱られたことがある方も多いのではないでしょうか? 人どうしでは、言葉で説明してお互いの考えを伝えることが普通ですが、わんちゃんには人の言葉は通じません。どんなに激しく叱っても、わんちゃんには「飼い主さんが怒っている」という雰囲気しか伝わらず、強いストレスの原因になってしまいます。

飼い主さんは、おやつを使ったり、トレーニングの内容を見直したりして、わんちゃんが上手くできるようにしてあげましょう。成功したときは、わんちゃんをほめて「よい行動」を教えてあげるのが、信頼されるよい方法です。

「飼い主さんのストレス」ストレス

犬は、人の気持ちを読み取ろうとする動物。そのため、一緒に暮らしている飼い主さんの行動をよく見ています。飼い主さんが不安を感じていたり、家族間で争いが起こったりすると、その雰囲気を察知して、わんちゃんも同様に不安を感じてしまうのです。つまり、飼い主さんのストレスがわんちゃんのストレスにもなりえるということです。

わんちゃんの前では悪い感情や不安をあらわにしないように気をつけると、わんちゃんのストレス軽減に役立ちます。逆に、ふだんからわんちゃんに対して、落ち着いて笑顔で接していれば、ストレスを減らせるだけでなく、信頼関係がアップしていきます。毎回必ず実践するのは難しいかもしれませんが、わんちゃんにも飼い主さんのためにも、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
ここで紹介したストレスは、わんちゃんにはNG。思い当たることがあれば、今すぐストップしましょう! わんちゃんから信頼され、わんちゃんを幸せにする飼い主さんになってくださいね。

参考/「いぬのきもち」2017年9月号「犬にいいストレス 悪いストレス」(監修:しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/UTAにゃん
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