犬と暮らす
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愛犬を亡くしペットロスを経験 前向きな気持ちになれたきっかけとは
大切な家族の一員である愛犬が亡くなってしまったら、とても辛く悲しいですよね。前を向きたくても、悲しみの中からなかなか抜け出せないという方も多いことでしょう。
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、ペットロスを経験したことのある飼い主さんたちに「ペットロスを経験して、どのような心境の変化で前を向くことができたか」について、アンケート調査を実施してみました。
この記事では、飼い主さんたちから集まった声の一部を紹介します。
今飼っている子と出会うことができたから

タイミングはさまざまなようですが、今飼っている子と出会うことができたおかげで、前向きな気持ちになれたという飼い主さんがいるようです。
- 「亡くなった愛犬からの『また会えるよ』ってメッセージが聞こえた気がしたことと、今の子との出会いです」
- 「初代愛犬を忘れはしないけれど、愛犬なしの生活が耐え難く、2代目の愛犬と運よくめぐり逢えたから飼いました。初代の愛犬は天国にいつもいると思うようにした」
- 「新しい子を迎えたとき。でも、今でもあの子を思わない日はないです」
- 「新しいわんこを家族に迎え入れたことで、少しずつですが気持ちが前向きになっていきました」
- 「犬のいない生活の寂しさや虚しさを感じたとき。無性に犬の温もりを感じたくなったとき。次の子を迎えようと思った」
多頭飼いをしていたことで、気持ちが救われた

多頭飼いをしていたことで、悲しみが少し和らいだり、「残された子たちのためにもしっかりしなければ」という気持ちになれた方もいるようです。
- 「多頭飼いをしていたので気が紛れた」」
- 「ほかにもいるので悲しんでばかりはいられなかった」」
- 「同居犬がすでにいたので、その子たちのためにちゃんとしないとと思った」」
- 「同居犬の存在。天国に行ってしまった子の分まで、残された子をそれまで以上に大切にしたいと思った」」
- 「多頭飼いを以前から息子に勧められていた。病気が長かったのでしっかりと向き合えてたのもあると思う」
時間とともに、少しずつ前向きになれた

時間が経つにつれて、少しずつ前向きになれたという方も。
- 「時間が経つ中で少しずつ、あとは数年後に次の子犬と過ごすうちに」」
- 「しばらく落ち込む日々だけど、時間と子どもが支えになった」」
- 「時間が経つにつれて、悲しかったことが『楽しかった思い出』をたくさん思い出せるようになったので、亡くなった1年半後に新しいワンちゃんお迎えできました」」
- 「自分の気持ちに素直になり、たくさん泣いて周囲の人に亡くなった愛犬のことや自分の想いを聞いてもらい、あとは時間の経過に任せた。最後は里親として新しい犬を迎えたことで、先代との思い出と一緒に育てることができるようになった」」
- 「同じ境遇の人と話をしたり、たくさん遊んで笑顔でいられることを心がけた」」
亡くなった子のためにも前を向かなければと思えた

「泣いてばかりいては、亡くなった愛犬がかわいそう」と思うようになり、愛犬と過ごした楽しい日々を思い出すことで、前向きな気持ちになれたという声もありました。
- 「やがて必ず誰もが死を迎える。たくさんの後悔よりも、幸せだったと思えることを数えて、一緒に過ごせたことが大事なんだと思えるようになった。悲しむために出会ったわけじゃないから」
- 「『安心して天国にいけないかな?』と思い気持ちを少しずつ切り替えた」
- 「いつまでも悲しんでいても、死んだ愛犬が浮かばれないと思ったとき」
- 「どの子もママを悲しませるために、ママのところにきた(暮らしてきた)わけじゃない。と気づいたからです」
- 「泣きたいときに我慢しないで泣き、遺影に向かって毎日生まれてきてくれて楽しい思い出をたくさんありがとうって言って、普段の生活を送っていた」
- 「愛犬が白い犬といっしょに旅立つ夢を見たあとから、なんとなく吹っ切れた」

ペットロスを乗り越えた飼い主さんたち。ですが、どの飼い主さんも「亡くなった愛犬のことを大切に思う気持ちは昔も今も変わらない」という思いをもっているようでした
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 愛犬との生活に関するアンケート』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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