犬と暮らす
UP DATE
犬を飼おう!その前に「家族で確認したい大切なこと」とは
2020年を迎えて、新たな生活がスタートした方もいるでしょう。なかには、「犬と暮らしたいな」と考えている方もいるのではないでしょうか?
初めて犬を飼うとき、どんなことから始めればいいのかわからないこともありますよね。そこでこの記事では、「犬を飼うときに家族で確認しておきたい大切なこと」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に解説してもらいました!
犬を飼うときに家族で確認しておきたいこと

ーー犬を飼おうとするとき、家族でどんなことを確認し合っておくといいですか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の生活は生まれてから死ぬまで、飼い主さんが面倒を見なければなりません。これは『動物の愛護及び管理に関する法律』で決められたことでもあります。犬を飼うということは、犬の生活や健康全体に対して、飼い主さんが責任をもって気を配り、管理しなければならないということを家族全員で認識しなければいけません」
ーー犬の命を預かるわけですから、「責任をもつこと」の重要性について話し合っておくことは大切ですよね。
獣医師:
「ほかにも、犬を迎えるといろいろなお世話が必要です。飼い主さんの生活が予想以上にガラッと変わってしまうこともあります。迎える前から犬との生活をしっかりとイメージして、お世話の分担を家族で話し合いましょう」
具体的なお世話の分担って?

ーー具体的には、どのようなお世話の分担を話し合っておくといいですか?
獣医師:
「具体的なお世話としては…
などです。いざというときに慌てないためにも、病気や介護でお世話が必要になったときのことも、今のうちから考えておくといいでしょう」
飼う犬を選ぶときのポイント

ーー実際に飼う犬を選ぶとき、どんなこと考えるといいでしょうか?
獣医師:
「ライフスタイルは人それぞれです。年齢や家族構成などに合わせて、暮らしに寄り添える犬種を選びましょう」
ーー犬種の違いによっても、飼い主さんの暮らしに大きく影響することがあるのですか?
獣医師:
「犬種によって異なるのは、体格や外見だけではありません。性格もその犬種がつくられた目的によって大きく左右されます。もちろん犬によって個体差はありますが、飼う前に『この犬種はこんな性格なんだ』ということを調べておくと、行動がある程度予測できます。
犬種がつくられた目的、すでに持っている性格や特性を理解せずに付き合うと、人にも犬にもストレスになることも考えられます」

迎え入れる犬の幸せ、そして飼い主さんやご家族の幸せのためにも、事前に家族で話し合ったりすることが大切なようです。これから犬を飼おうと考えている方は、先生の解説を参考にしてぜひ話し合ってみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE