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犬が吐いてしまう前に見せるサイン4つ とくに注意が必要な嘔吐とは
今回は「犬の嘔吐」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。吐く前に見せるサインや吐く原因について、くわしく見ていきましょう。
犬が嘔吐する前に見せるサイン4つ
- よだれを流す
- そわそわと動き回る
- 草を食べる
- 頭を下げて吐くしぐさをする
これらのような前ぶれのあとに犬が吐き始めたら、吐き終わるまで見守りましょう。
犬が嘔吐する原因
考えられる嘔吐の原因
- 胃や十二指腸の炎症
- 空腹による胃酸過多
- 乗り物酔い
- 腸閉塞
- すい臓の異常
- 肝炎
- 腎臓病
など、多岐にわたります。嘔吐はストレスからくる一時的な場合もありますが、深刻な病気のケースもあるので、注意が必要です。
犬の危険な嘔吐とは
- 子犬の嘔吐は誤飲や誤食での嘔吐が多く、シニア犬は嘔吐自体が体力消耗につながります。
- 1回の嘔吐の量が多かったり、何度も繰り返して吐くときは脱水を起こす可能性があります。
- 鼻をつくほどのニオイが強いものを吐いた場合は、腸閉塞などの場合もあります。
このような場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
嘔吐は、吐いたものの種類や頻度、犬の状態によって対応の仕方が変わってきます。判断に迷った場合は、動物病院に相談してください。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka
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