犬と暮らす
UP DATE
理解しがたい…思わず「過保護すぎる」と思った犬の飼い主の言動
愛犬への愛情の注ぎ方はさまざまあるかもしれませんが、他の飼い主さんの犬への接し方などを見ていて、「それ、過保護すぎでしょ」と思ったことはありませんか?
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「思わず『過保護すぎない?』と思ってしまった、他の犬の飼い主さんを見たことがあるか」どうか、アンケート調査を実施してみました。
約3割の飼い主さんが、「過保護すぎる」と思った他の犬の飼い主を目撃!

その結果、飼い主さんの28.0%が「過保護すぎる」と思った他の犬の飼い主さんを見たことがあるようです。飼い主さんたちは他の飼い主さんのどのような言動を見てそう思ったのか、寄せられた体験談を紹介します。
これって過保護では…?

「愛犬のために」となんでもかんでもやってあげてしまったり、愛犬が悪いことをしてもそのままだったり。そんな飼い主さんの言動を見たときに、「過保護では?」と思ってしまった方がいるようです。
- 「犬自身が自分でできることの補助。健康な犬にフードを口元まで運ぶなど」
- 「常に犬が求めることをしてあげている」
- 「イタズラ、要求吠え、吠えかかりなどを行っていても、叱らずに放置または単に『ダメよ』と笑いながら声かけするのみ」
- 「人に向かって吠える犬を叱らない。犬の機嫌をとる」
- 「犬用カートにフレブルを入れて現れ、ドッグカフェで写真撮影が始まった。カートから洋服やお洒落アイテムが次から次へと出てきて、その度お着替えやポージングが始まって大変そうだった。飼い主が写真を撮るために少しでも離れるとギャンギャン鳴いてパニックになっていたので、普段から飼い主と犬がべったり一緒なのかな、と想像した」

犬用のカートを使っている人は、最近多くなりましたよね。シニア犬や足の悪いコ、移動に便利だったりと、事情があって利用している人もいると思います。でも、なかには「地面を歩かせるのが可哀想」などといった理由で、犬のお散歩をカートに乗せているだけで済ませてしまっている人も…。
そのような他の飼い主の話を聞いたときに、「なんで歩かせないのかな?」と疑問を抱いてしまった方もいるようでした。
- 「カートでお散歩してたので、『老犬なのかな?』と思っていたら、『地面を歩かせるのが可哀想だから…』とおっしゃってました。夏の暑い時期でもなかったので、とても不思議でした」
- 「散歩させているんだと思うけど、ずっと、抱っこしてる。『歩かせないの?』って聞いたら『大切な子だから』って言われた」
- 「『歩くの嫌いなの』と言って、いつも大きなカートに小型犬を乗せてお散歩している」
- 「元気に歩けるのに、『足が汚れたり冷たくなるのが可哀想!』と抱っこして散歩されてました」
- 「わんちゃん用のベビーカーでお散歩している姿。老犬とかならわかるが、最初から最後までベビーカーに乗せて散歩になるのかな?」

犬のために高いものばかり買っていたりする話などを聞いたときに、「過保護すぎる」と思ってしまった方もいました。
- 「人間より高い洋服を何枚も買っていたマダム」
- 「毎回、違う洋服を着せたりして。過保護と思ってしまいます」
- 「テレビで見たセレブの犬パーティでシェフを呼んで高級な肉を焼いていた」

犬にもいろんな性格のコがいて犬同士の相性などもあるので、お散歩中に他の犬を避けて歩く…なんてこともあると思います。でも、避けられた側からすると、「ちょっと過保護なのでは」と思ってしまうこともあるようです。
- 「ほかの犬とのコミュニケーションを嫌い、散歩途中に遭遇すると、抱き抱えてその場を足早に去る」
- 「食べるモノを欲しいだけあげてしまう。散歩中、別のワンちゃんが来ると抱っこして接触させないように後ろを向く」
- 「散歩中にほかの犬が来たら抱っこして逃げる人」

飼い主さんによっていろんな考え方があるので、「過保護なのでは」と思う基準もさまざま。「愛犬のために」とよかれと思ってやっていることでも、周りから見たら「過保護だ」と思われてしまうことがあるようです。
みなさんは、他の犬の飼い主さんのどのような言動を見たときに「過保護だ」と思いますか?
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 犬の飼い主さんの体験談に関するアンケート』
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
UP DATE