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【獣医師監修】犬の足裏を洗い過ぎてない?お散歩後のケア方法

愛犬のお散歩から帰ってきたとき、足裏ケアをどのようにしていますか?いぬのきもち相談室の獣医師がおすすめする「お散歩後の犬の足裏ケア」をご紹介します。

基本は濡れタオルで拭くくらいの足拭きでOK!

【獣医師監修】犬の足裏を洗い過ぎ?お散歩後のケア方法
足拭き中のビーグルちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬とお散歩やお出かけから帰ってきた際に、犬の足裏を毎回洗う必要はありません。軽い汚れで足が泥だらけでなければ、濡れタオルやウェットシートなどで足先を包むように拭く程度でも大丈夫です。濡れタオルは犬の足裏を拭きやすく、お手入れも簡単です。

雨の日など汚れがひどい場合には、犬の足を水洗いしてタオルで拭くとよいでしょう。シャンプーを使うときれいになりますが、治療で薬用シャンプーが必要な場合は、主治医の指示に従ってください。

足を洗ったら蒸れないようによく乾かすことが大切

【獣医師監修】犬の足裏を洗い過ぎ?お散歩後のケア方法
今から足を拭いてお家に入ります
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
足裏に毛が多い子は、濡れたままだと蒸れて肉球や指の間に炎症を起こしやすいので、洗うたびによく乾かす必要があります。伸びやすい子は足裏の毛をこまめにカットしましょう。

足裏の洗いすぎはNG

【獣医師監修】犬の足裏を洗い過ぎ?お散歩後のケア方法
犬の足裏を洗いすぎるのはNG!
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の足裏をきれいにしようとして、足をゴシゴシ洗ったり、拭きすぎると肉球表面のコーティングがはがれてしまい、擦り傷ができたり、炎症を起こすことがあるのでNGです。
また、足を洗いすぎて脂を落としてしまうと皮膚の乾燥が起こりますし、足裏が濡れたままだと蒸れやすく、犬が気にして舐めることで、雑菌が繁殖して肉球の間がじゅくじゅくに荒れてしまうこともあります。

愛犬の体を清潔に保つことは大切ですが、お散歩から帰る度にシャンプー液で洗わないほうがよいでしょう。

「汚れをしっかり落としてきれいにしなくちゃ!」「いいニオイにしなくちゃ!」といったやりすぎのケアは、足裏のバリア機能を低下させてしまったり、皮膚病の原因となるので注意してください。

足裏に皮膚トラブルのない子であれば、普段は濡れタオル拭いて、汚れたら洗えばOK!あまり気にしすぎないことも大事ですね!

お散歩やお出かけが多くなるシーズン、今回は足裏ケアについてご紹介しました。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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