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花火・雷…犬の「苦手な音」は身近に! 飼い主さんの対処法を紹介

犬には「苦手な音」があることをご存じでしょうか? 苦手な音は犬のストレスの原因の一つですので、飼い主さんが上手に対処してあげることが大切です。そこで今回は、犬が苦手な音の種類と、飼い主さんが取るべき対処法についてご紹介します。

打ち上げ花火や雷の音などの重低音

リードをつける犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は「重低音」を怖がる傾向があります。打ち上げ花火や雷の音は、犬にとって突如鳴り響く重低音の爆音ですから、苦手に感じる犬は多いでしょう。

また、犬は人に比べ4倍ほど優れた聴力をもっているという説があり、この説が本当であれば、打ち上げ花火や雷の音は、人が聞き取っているよりもかなり大きな音として、犬の耳には聞こえていると考えられます。犬が怖がるのも納得がいきますね。

【対処法】なるべく音が聞こえないよう工夫して!

近くで花火大会がある場合は、あらかじめ日程を把握しておき、当日のその時間帯は窓を閉めて音楽をかけるなどして、防音対策をしましょう。また、犬は穴倉のような場所にいると安心する習性があるので、クレートなどを用意し、避難場所をつくってあげるのもおすすめです。

一方、雷などの予測不能な音に関しては、鳴り出したら窓や雨戸を閉めるといった防音対策をしてください。人がそばにいたほうが安心する犬なら寄り添い、ひとりでいたほうが落ち着く犬であれば、そっと見守ってあげてもいいかもしれません。

掃除機やドライヤーなどの家電製品の音

見上げる犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は人よりも広い可聴域をもっているため、人が聞き取れないような高音を聞き取ることができる動物です。そのため、犬は掃除機やドライヤーといった家電の音を、不快に感じやすいと考えられています。
特に掃除機は音だけではなく予測不能な動きをするため、怖がる犬が多いです。

【対処法】段階を踏んで慣れさせよう!

段階を踏みながら、家電に対する苦手意識を克服させましょう。

まずは、スイッチの入っていない家電を、犬の視界に入れることから始めます。犬がその家電の存在に慣れてきたら、次は動かさずに「弱モード」にして音を鳴らしましょう。これにも慣れてきたら、遠いところから少しずつ使用してみてください。

なお、どうしても難しい場合は無理をせず、犬のいない部屋で使用するなど、工夫してあげることが大切です。

上手に対処してストレスフリーな生活を!

2匹の犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の苦手な音が聞こえないような工夫をして、できるだけストレスフリーな生活環境をつくってあげたいですね。ぜひ参考にしてみてください。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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