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「ムキ顔」しやすい犬がいる? 犬の「ムキ顔」に込められた意味や理由

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犬の「ムキ顔」とは、犬歯がむき出しになって鼻にシワが寄った表情のことで、一見怒っているように見えるのが特徴です。SNSでは「怒った顔もかわいい」などと人気のようですが、実際のところ、犬のムキ顔にはどのような意味が込められているのでしょうか?

犬の「ムキ顔」に込められた意味とは

寝そべる柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬のムキ顔は、「近づくな」「触るな」といった“威嚇の気持ち”を伝える表情といえます。ただし、犬が威嚇するのは怒っているときだけではなく、不安や緊張、恐怖などを感じているケースもあるため、きちんと原因を見極めてあげることが大切です。

例えば、ムキ顔をしながら耳が前に傾き、しっぽが上がって毛も逆立っているなら、犬は怒っているといえるでしょう。
反対に、ムキ顔をしながら耳を後ろに倒し、しっぽを下げて体を低くしている場合は、緊張や不安を感じているおそれが。また、ムキ顔をしながらしっぽをおなかの下に巻き込んでいるときは、恐怖を感じおびえていることが多いです。

意外な理由から「ムキ顔」をする犬も

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

一方、飼い主さんにほめられたりなでられたりすると、うれしさや楽しさを伝えるためにムキ顔をする犬もいます。この場合は、ムキ顔をしていても、耳やしっぽ、体の様子はリラックスしているでしょう。

犬は人と一緒に暮らしていくなかで、「こうすれば“いいこと”がある」と知ると、その体験を覚えて繰り返すようになります。これは顔や体を使った感情表現を覚える際も同じです。

うれしさや楽しさを伝える手段としてムキ顔をする犬の場合は、過去に何かのタイミングでムキ顔になったとき、飼い主さんに笑ってもらえたなど、“いい反応”をしてもらった経験があるのかもしれませんね。

どんな犬が「ムキ顔」をしやすいの?

パピヨン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ちなみに、犬がムキ顔をするかどうかには個体差があるため、ムキ顔をほとんどしない犬もいます。

一般的に、警戒心の強い犬や、気の強い性格の犬がムキ顔をしやすいといわれているため、警戒心が強い柴などの日本犬や、臆病で警戒心の強いチワワなどと暮らしているかたは、ムキ顔を見る機会が多いかもしれません。

そのほか、多頭飼育でケンカの多い環境にいる犬も、ムキ顔をしやすいといえます。とくにケンカが多く見られるのは、未去勢のオス同士の組み合わせ。常に相手を意識しているので、どうしても威嚇する機会が多くなるのでしょう。

犬が「ムキ顔」しているときは見守って!

柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬のムキ顔は基本的には威嚇のサインであることが多いため、むやみに近づいたり触ったりすると、ケガをするおそれがあります。

そのため、愛犬がムキ顔をしているときは、叱ったり大きな声で名前を呼んだりするなど、愛犬を追い詰めるような行動は控え、ムキ顔をやめるまで見守ってあげるようにしましょう。

また、愛犬がムキ顔をしているときは、何に対して威嚇しているのか、その原因について探ることも大切です。愛犬が威嚇のためのムキ顔をしないでいられるよう、安心して暮らせる環境を整えてあげてくださいね。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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