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たったそれだけ!? しつけのプロがしている犬の「吠え」軽減の簡単テク2つ

「いぬのきもち」読者に愛犬との生活の困りごとをアンケートで聞くと、つねに上位にランクインする「吠え」のお悩み。今回はしつけのプロの愛犬との関係性づくりから見えた、吠えさせないためのヒントをご紹介します!

吠えさせないヒント:愛犬をよ~く観察する!

藤本先生と愛犬のひなちゃん
しつけトレーナーの藤本聖香先生は、愛犬のひなちゃんと暮らしています。先生がひなちゃんとの関係性をよくするために心がけていることのひとつが、愛犬の表情やポーズを観察することだそう。
藤本先生)「しつけの勉強をするためイギリスへ留学したとき、当時の先生に、犬をよく見ていて!と何度も言われました。言われたとおり観察していると、犬の表情やポーズなどで、喜怒哀楽がわかるようになりました。」

その経験から、愛犬と接するときはいつも表情やポーズを気にかけるようにしているそう。愛犬が吠えている時も、抗議しているのか、興奮しているのか、うれしいのかなど「なぜ吠えているのか?」を観察してから対応できるので、無駄に吠え続けさせることはないそうです。
たとえばトレーニング中にブルブルと体を振ったり、床をクンクンかぎだしたら嫌がっているサイン。藤本先生はこのようなしぐさが見られたら、トレーニングを一時中断し、時間をおいて再開しています

吠えさせないヒント: 愛犬の得意をほめて自信をつける!

前足を使うのが得意なひなちゃん。たくさんほめられて自信がつきました!
しつけのトレーナーとして活動し多くの犬たちを見ているうち、「犬にも人と同じように得意不得意がある」ということが分かってきたという藤本先生。

藤本先生)「ひなは前足を使うことが得意だったので、それを使った“バイバイ”や“ハイタッチ”などのワザを積極的に教えました。すると、ひなも自信がついたのか、どんどんといい顔つきに!」
愛犬の苦手なことではなく、愛犬の得意なことに目を向けるようになったそうです。

藤本先生)「得意を伸ばそうという気持ちでトレーニングすると、愛犬のやる気やチャレンジ精神も出てきて、さらに褒められることで自信もついてきます。臨機応変な対応能力が身についてくるので、警戒吠えなどの軽減に繋がるはず!」

いかがでしたか? 今回ご紹介したしつけのプロが行っている接し方を参考にして愛犬との関係をアップし、吠えを軽減してみてくださいね!


参考/いぬのきもち20年10月号「しつけがもっとずっと楽しくなるヒント」(監修:英国APDT認定ペットドッグトレーナー 藤本聖香先生 ほか)
撮影/尾﨑たまき
文/melanie
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