犬と暮らす
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犬にも「五月病」ってあるの? 気になる疑問を獣医師に聞いてみた!
今回は、いぬのきもち獣医師相談室の先生に、犬の「五月病」についてお話を聞きました。
犬にも「五月病」ってあるの?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「人の『五月病』の定義には当てはまりませんが、春は細胞の代謝や臓器の活動が活発になるため、犬も調子を崩しやすくなります。
また、春は気温が暖かくなり、ウキウキすることもあれば、反対にイライラしやすくなることもあるなど、気持ちにも変動が起こりやすい時期。
そこに飼い主さんや家族の生活の変化が加わると、犬はいつもと違う状況に戸惑い、心身の不調につながることがあります」
愛犬が不調を起こしたときの対処法は?
獣医師:
「まずは動物病院に連れて行ってあげましょう。そして、具合が悪いときは犬も休息が大切ですので、なるべくゆっくり休めるようにしてあげてください。
なお、愛犬が眠れなくなってしまっているときは一大事です。なるべく早く動物病院に連れて行ってください」
愛犬が不調を起こさないようできることとは?
獣医師:
「新年度が始まり、生活が変わることは仕方のないことですが、犬は飼い主さんや家族の余裕のない気持ちや様子を感じると、落ち着かなくなってしまいます。
飼い主さんや家族が忙しく余裕がないのであれば、まずはきちんと休んでしっかり栄養を摂るなど、健康管理に気を配りましょう。また、気持ちが落ち込んでしまっているときなどは、リフレッシュする、あまりため込まないようにすることが大切ですよ」
――ありがとうございました。
取材・文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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