歯・口
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歯瘻[しろう]
歯瘻の症状と治療、予防方法
解説
原因
症状
診断
なりやすい犬種
歯瘻の治療
歯瘻の予防
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口の粘膜や舌、爪などに発生したあと、急速に大きくなり、早い段階でリンパ節や肺に転移することがある悪性の腫瘍です。犬の場合は口の中にできるものが多く、口臭や血混じりのよだれが出ることがあります。
歯のかみ合わせの悪い状態のことをいいます。おもに遺伝的な要因で生じると考えられています。犬歯が歯ぐきに刺さったり、ゴハンを食べこぼしたりすることも。また、歯周病の原因になることもあります。
歯の表面や、歯と歯肉の間(歯周ポケット)に食べカスなどがたまり、細菌が繁殖し、歯肉が赤っぽく腫れてきます。歯周病の初期段階です。
歯周病が進行して、歯と歯肉の間の歯周ポケットにたまった膿が外に漏れ出てくる病気です。歯の土台となる骨に炎症が及んでいるため、歯がぐらぐらしたり抜け落ちる場合もあります。
おもに先天的な異常で上あごに亀裂があり、鼻腔と通じている状態です。とくに子犬はうまく乳を吸えず、栄養不足で衰弱するほか、食事や授乳のあとに鼻水やくしゃみが出るなどの症状があらわれます。また肺炎や誤嚥(食べ物が気管に入る)の原因になることも。
口の中の、おもに下あごにできる腫瘍です。がん細胞が増殖して骨や歯ぐきなど、ほかの組織に入り込む力(浸潤)が強いといわれています。腫瘍が大きくなると、食事がしづらくなるなどの支障が出てきます。
のどの手前にある上あごの軟口蓋が長く、のどの入り口に垂れ下がった状態をいいます。空気の通り道が狭まるため、苦しそうに呼吸をします。先天的な場合がほとんどで、パグ、ペキニーズ、ブルドッグなどの短頭種に多いです。
歯の内部の神経に細菌が入り込んだり、歯が折れるなどの外的刺激で炎症が起こり、犬は痛がります。
口の中の粘膜に起きる炎症で、原因はさまざまです。食欲不振や大量のよだれ、口臭、激しい痛みなどの症状があらわれます。
歯周病によって歯の根元に膿がたまり、その中の菌があごの骨を溶かして皮膚まで貫通してしまう病気。目の下などの皮膚に穴があき、そこから膿や血が出てくるようになります。口の中に穴があく場合は内歯瘻と呼びます。