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ペルービアン・ヘアレス・ドッグの特徴と性格・価格相場|犬図鑑
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電車内で盲導犬として飼い主さんを守るラブラドール・レトリーバーの姿を目にしたことはありませんか? そんな、人にもっとも従順といわれる賢い犬、ラブラドール・レトリーバーの特徴や性格、歴史や飼い方、かかりやすい病気、価格について、ご紹介します。
たくましい体つきと、美しく金色に輝く毛並みが魅力の大型犬、ゴールデン・レトリーバー。温和で愛情深く、学習能力も高いことから、世界中でコンパニオンドッグとして愛されています。運動能力も高いので、アウトドアやドッグスポーツをいっしょに楽しみたい飼い主さんにピッタリです。
大型犬ながら、雪のように白くふわふわとした被毛が愛らしいサモエド。アーモンド型の目と上向きの口角が「サモエド・スマイル」と呼ばれる魅力的な表情をつくり、親しみやすい印象を与えます。性格もフレンドリーで、家庭犬に向いています。
亡くなった主人を渋谷駅で待ち続けた「忠犬ハチ公」で知られる秋田。日本犬で唯一の大型犬です。落ち着いた振る舞いを見せる重厚感のある外貌は、威厳を感じさせます。警戒心と自立心が強いですが、家族には愛情深く接します。海外でも大人気の犬種です。
ペルービアン・ヘアレス・ドッグは、世界最古の犬種の1つと考えられています。インカ文明の陶器にこの犬種に似た犬が描写されていることがその根拠となっています。そのほか、中国やアフリカ大陸から持ち込まれたという説を唱える専門家もいます。ペルービアン・ヘアレス・ドッグの特徴は、なんと言っても体毛がほぼないこと。そのため、スリムな体型がひときわ目を引きます。性格は快活で、飼い主さんと家族には愛情を注ぎます。一方、他人には警戒する傾向があるので番犬にも向いています。また、ほかのヘアレスドッグにも見られますが、生まれつき歯が欠如していることが多いことも特徴です。
イギリス原産のブルマスティフは、19世紀中ごろ、農場や狩猟場を荒らす侵入者を取り押さえる目的で、夜間の番犬として作出されました。その名の通り、ブルドッグとマスティフの交配により誕生。現在は、ガード・ドッグとして警察犬や警備犬として活躍する一方、家庭犬としても人気があります。性格は家庭犬向きに改良されて、物静かで優しく、のんびりしています。ただ、不審な侵入者などに勇敢に立ち向かう気質は失われていません。子犬のころからしつけと訓練を行い、社会性などを身に着けさせると、フレンドリーで甘えん坊なよい家庭犬になるでしょう。
フィールド・スパニエルは、もっとも古いランド・スパニエル(陸鳥猟)種で、スパニエル種の典型と言われています。忠実に働く猟犬として重宝され、大事に飼育されていました。しかし、ドッグショーの影響で容姿が著しく変わってしまったことや、2度の世界大戦の影響から、絶滅寸前まで頭数を減らしてしまいました。現在は、姿が変わる前のフィールド・スパニエルが再現され、頭数も増えています。やさしい目をしており、その通りの温和で愛情深い性格の持ち主です。アクティブな家庭犬としても最適です。
ブラジリアン・ガード・ドッグは、17世紀にポルトガル人やスペイン人がブラジルに持ち込んだマスティフやブラッドハウンド、ブルドッグなどの交配によって作出されました。番犬としてだけでなく、牧牛犬や狩猟犬としても活躍。鋭い嗅覚を生かし、逃亡した犯人を追跡するためにも用いられました。信頼関係を築いた飼い主さんへの忠誠心は強く、家族には温厚で愛情深く接します。ただし、防衛本能や警戒心が強く、飼い主や自身への危機を察すると攻撃性を出現させることも。子犬のころから専門家のアドバイスを受けながらしっかりしつけと訓練を行わなければなりません。
豊かな強い巻き毛の被毛をもつアイリッシュ・ウォーター・スパニエル。しっぽはラット・テールと呼ばれるネズミの尾のような独特のスタイルで、尾の根元のほうには豊富に毛がありますが、尾の途中から先端にかけてネズミの尾のように毛の量・長さ共に極端に少なくなります。スパニエル種の中では大型で、理解力がある活発な犬種。泳ぎが大の得意です。
ハリアの起源については諸説ありはっきりしていませんが、17世紀にイギリスで誕生したという説があります。ビーグルとフォックスハウンドに体形や毛色が似ており、両犬種と近縁であると考えられています。ウサギ狩りのために作出されましたが、のちにキツネ狩りでも活躍しました。狩りのときに集団で行動していたことから、ほかの犬との協調性もあり、多頭飼いに向いている犬でもあります。