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オーストラリアン・ケルピーの特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

オーストラリアン・ケルピー

オーストラリアン・ケルピー

英語名
Australian Kelpie
原産国
オーストラリア
サイズ
中型犬
グループ
牧羊犬・牧畜犬
  • オーストラリアン・ケルピーその1
  • オーストラリアン・ケルピーその2
  • オーストラリアン・ケルピーその3
  • オーストラリアン・ケルピーその4

オーストラリアン・ケルピーの性格と特徴・飼いやすさ

オーストラリアン・ケルピー
たくましくがっしりとした四肢キツネのような顔立ちが特徴のオーストラリアン・ケルピー。運動が大好きで、朝夕の散歩に加え、広い場所で思いっきり走らせてあげられる環境があると、よりのびのびと暮らせるでしょう。

オーストラリアン・ケルピーの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向

※参考『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)

オーストラリアン・ケルピーの性格

牧羊犬として活躍したオーストラリアン・ケルピーは、賢く陽気な性格です。運動が大好きなので、その運動量を満たせる場所と体力のある人が飼い主に向いているでしょう。

また、警戒心が強い面もあるため番犬にも向いていますが、子犬のころからしっかりとしつけをして、ムダ吠えなどをコントロールできるようにしておくことが大切です。

オーストラリアン・ケルピーの大きさ

オスで体高48cm前後・体重12kg前後、メスで体高45cm前後・体重12kg前後であり、中型犬に分類されます。がっしりとした四肢をもち、運動が大好きです。

オス 体高:46~51cm/体重:11.5~14kg
メス 体高:43~48cm/体重:11.5~14kg

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

オーストラリアン・ケルピーの毛色の種類

オーストラリアン・ケルピー
ブラック、ブラック&タン、レッド、レッド&タン、フォーン、チョコレート、スモーク・ブルーがあります。

オーストラリアン・ケルピーの心配な病気

・目の中の網膜が萎縮して、少しずつ視力を失っていく「進行性網膜萎縮症」
・太りすぎなども影響する「股関節形成不全」
・心筋が異常を起こし、心臓の働きが悪くなる「拡張型心筋症」
・小脳が正常に働かなくなり、歩様などに異常が見られる「小脳変性症」

オーストラリアン・ケルピーの価格相場(2023年)

オーストラリアン・ケルピーは一般的に入手が難しく、輸入や専門ブリーダーからや、保護犬譲渡がおもな入手方法です。

オーストラリアン・ケルピーの飼い方

オーストラリアン・ケルピー
オーストラリアン・ケルピー

ポイント(1)毎日、戸外で充分な運動を

オーストラリアン・ケルピーは牧羊犬として活躍していたため、疲れを知らないスタミナがあります。飼うにあたっては、運動欲求を満たすための環境や時間を設けられるかもしっかりと検討しておく必要があります。朝夕30分以上の散歩に加え、ときには広い場所で自由にたっぷりと走れるような運動を行いましょう。フライングディスクやアジリティなどにも向いています。

ポイント(2)ムダ吠え(不適切な吠え)させないトレーニングを

ときには吠えることで羊を誘導してきた犬種でもあり、警戒心も強いといわれています。子犬のころからしっかりとトレーニングを行い、ムダ吠えでトラブルにならないようコントロールできるようにしておきましょう。

ポイント(3)被毛はときどきブラッシングすればOK

オーストラリアン・ケルピーは被毛の手入れが楽な犬種です。週2回程度ブラッシングすれば充分です。

ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているもののなかから、ご自身の犬に合ったフードを選択します。

犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

オーストラリアン・ケルピーの歴史や背景

オーストラリアン・ケルピーは、スコットランド人が持ち込んだボーダー・コリーなどと現地の野生犬を交配して作出されたといわれていますが、そのほかにも諸説あるようです。「ケルピー」とはスコットランドに伝わる伝説の水の精のことで、この犬種の誕生にスコットランドの人が大きくかかわったことがうかがえます。
監修:ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 准教授 福山貴昭先生 (博士[学術]愛玩動物看護師)
参考:『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)
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