犬と暮らす
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犬が伸びをする理由を獣医師が解説 伸びに似た「祈りの姿勢」は痛みのサインのことも
また、伸びをしているように見えても、じつは違う理由で伸びのような体勢を見せることもあるのだとか。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
犬が伸びをする理由
「犬が伸びをする理由としては…
- 寝て起きたときなどに固まった筋肉を伸ばす意味での、いわゆるストレッチとしてのもの
- カーミングシグナル(犬が自分や相手を落ち着かせ、争いやストレスを避けるために行うしぐさのこと)のひとつ
伸びる姿勢に似ている「祈りの姿勢」は要注意!
「伸びのように見えるしぐさとして、頭を下げてお尻を上げるような態勢をとることがあります。これは『祈りの姿勢』とも呼ばれ、お腹が痛い・違和感があるときなどにとる姿勢です」
「この場合は伸びているわけではありませんが、このような姿勢をとっているときはお腹が痛い可能性があり、膵炎のときにもよく見られる姿勢です。
この姿勢をとっているときは、嘔吐や食欲不振などの症状も見られることがあります。祈りの姿勢が見られたら、速やかに動物病院を受診したほうがよいでしょう」
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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