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よかれと思ってが犬のストレスに?皮膚トラブルを起こすNG習慣

愛犬へよかれと思って行っている日々の習慣が、実は愛犬に強いストレスや痛みを与えている可能性があるそうです。
今回はいぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いた「皮膚トラブルを起こすNG習慣」について紹介します。皮膚のトラブルは犬にとって大きなストレスとなるそうです。

①外観重視でカットを行なっている

よかれと思ってが犬のストレスに?寿命を縮める? 皮膚トラブルを起こすNG習慣 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の皮膚はとても薄くデリケートです。犬の被毛には皮膚を守る重要な役割があります。

このため、犬種によっては皮膚病の予防や生活の質を保つためのカットは必要ですが、見た目だけを重視したカットを行うことはおすすめできません。

紫外線や防寒には洋服を着せて対応しましょう。また、暑い日のお散歩では日の出ている時間を避けることや日傘を使って直射日光を遮ることもおすすめです。

②お散歩後に人用の石鹸で足裏を洗っている

よかれと思ってが犬のストレスに?寿命を縮める? 皮膚トラブルを起こすNG習慣 いぬのきもち
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愛犬の皮膚の状況にもよりますが、もし石鹸が必要な場合は、犬用のシャンプーを使いましょう。

犬と人の肌は薄さだけでなく皮膚のpHも異なるため、人用の物は犬の肌には刺激が強いといえます。

週に何度かは必要に応じてシャンプーを使い、日頃から体の清潔を保てているのであれば普段は流水でもよいと思います。湿り気は皮膚トラブルの原因になるため、しっかりと水分を取ってあげることは必要です。

③ブラッシングの力加減が強すぎる

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愛犬へのブラッシングは優しく行いましょう。強くブラッシングしたり、毛のもつれを無理に取ろうとするのは皮膚を傷めたり、犬にストレスや恐怖を与える恐れがあります。

まずは自分の手にブラシを当てて力加減を確認してから、毛の流れに沿って丁寧に行いましょう。

愛犬の毛の長さや被毛の種類(シングルコート/ダブルコート)、ブラッシングに対する苦手意識などに合わせてブラシを選んであげてください。

スリッカーブラシは、地肌に当たると肌を傷める恐れがあるので、獣毛ブラシやラバーブラシなどから慣らしていくとよいです。

皮膚トラブルを起こさないようにするために

皮膚や被毛トラブルによるかゆみの刺激は、犬にとってストレスになりますし、体を搔くことでより状態が悪化します。

皮膚トラブルを回避するには、定期的なシャンプーやトリミング、日々のブラッシング、ノミダニの定期予防を行い、皮膚の状態で気になることがあれば獣医師に相談しましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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