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愛犬の首輪が外れて命の危険も! お散歩グッズの点検と買い替えのポイント
いぬのきもち獣医師相談室の先生に、「お散歩グッズのチェックポイント」について話を聞きました。
首輪やリードは消耗品
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬にとって首輪やハーネス、リードは、お散歩をする際の命綱です。しかし、これらは長年使していると、劣化や破損によって本来の強度や安全性を保てなくなる可能性があります。
愛犬と安全に外出するためにも、定期的に首輪やハーネス、リードの傷み具合を点検しましょう。
念のため、お散歩バッグに予備のリードを入れておくことをおすすめします。」
首輪のチェックポイント
獣医師:
「素材にもよりますが、首輪は劣化が進むと繊維であればほつれ、革や合皮であればひび割れが出てきます。
首輪のDカンを支える周囲に傷みがないか、バックル部分がプラスチックの場合は破損していないかを確認をしましょう。ハーネスも同様です。」
リードのチェックポイント
獣医師:
「首輪と同様に、素材によってほつれやひび割れ、切れ目などが出てきます。リードのナスカン部分の破損による脱走や交通事故も実際に起きているので要注意です。
新品のリードでも破損して事故が起きた例もあるので、新しいからと安心せず、念入りに確認しましょう。」
鑑札や迷子札のチェックもお忘れなく
獣医師:
「鑑札や迷子札は、毎日着けるものなので、気がついたときには紛失していることも考えられます。
首輪にきちんと装着されているか、汚れなどで連絡先が消えていないかを、お散歩前などに1日1回は確認しましょう。」
首輪やリードを交換するタイミング
獣医師:
「お手入れについては、汚れたら拭いたり手洗いする程度でOKです。
ただし、破損した箇所の補修は簡単ではないので、できれば新しいものに替えた方がよいでしょう。
毎日使用する首輪やリードは傷みやすいので、破損していたり飼い主さんが不安に感じたら頻繁に交換しましょう。
犬具の傷み具合は、素材や使い方によって変わります。長年愛用しても傷みが少なく安心して使えるものであれば、無理して交換する必要はありません。」
首輪とリードは愛犬との命綱、安全のためにチェックしてみてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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