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犬と人の血液って同じなの?犬の血液について知ろう!
健康寿命を延ばすためにも、犬の血液について知っておきましょう。
血液の流れは人と同じ
二酸化炭素などが含まれた血は、心臓が回収し、肺に送られ、肺が二酸化炭素を酸素に交換することで、清められているのです。
犬の体内の血液量はどれくらい?
一方で、人は体重のおよそ13分の1が血液の量といわれているため、体重65kgの場合は約5kg。そのため、体重に対する血液量の割合は、犬も人もほぼ同じといえるでしょう。
血液の成分は人とほぼ同じ
- 酸素と栄養を全身に運ぶ赤血球
- 外敵から身を守る白血球
- 出血を止める血小板
- さまざまなものを運ぶ血漿(けっしょう)
犬と人では血球の数が異なる場合もありますが、全身に酸素を運んだり、病原菌から体を守ったりする働きは犬も人も同じです。
犬にも血液型がある?!
人の血液をABO式で分類した場合、A型やB型など1人につき1種類だけですよね。しかし、犬の赤血球は人よりも種類が多いため、1頭で「DEA1.1型と6型と7型」などと複数が組み合わさる場合も。
また、動物や植物には、人のABO式血液型と似た血液情報をもっているものも多く、犬もその仲間に数えられます。たとえば魚やアマガエルをABO式で分類するとA型ですが、犬の場合は、A型かO型と判定されるようです。
犬の血液型は輸血する際に必要な情報となり、あらかじめ血液型がわかっていれば、すみやかな輸血の助けになります。犬の血液のことをよく知っていれば、いざというときに安心ですね。
参考/「いぬのきもち」2020年4月号『意外に知られていない! 犬の“血液”の話まるわかりガイド』
文/hare
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※ご紹介している情報は、2020年2月5日現在の情報です。
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