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接し方が家族で違うと愛犬が混乱…家族みんなで決めたい「お散歩ルール」

愛犬とのお散歩をする際に決めているルールはありますか?お散歩に行く人によって犬との歩き方が違うとしつけに影響が出る可能性もあるそうです。

今回は、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師に「家族で決めたいお散歩時のルール」について話を聞きました。

愛犬への接し方が違うとしつけに影響が出る

家族みんなで決めたい愛犬と暮らすルール〜お散歩編〜 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――家族内で犬の接し方が違うとどのようなデメリットがありますか?

いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「例えば、犬がいけないことだと学んでいるのに、この人の場合は許してもらえるとなると、いけないことをしつけるルールがうまくいきません。

しつけに関しては、特に同じかけ声やアイコンタクト、スキンシップなどについて、家族で話し合って共通のものにしておくことが大切です。」

愛犬のお散歩時のルールを決めよう

家族みんなで決めたい愛犬と暮らすルール〜お散歩編〜 いぬのきもち
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――愛犬のお散歩について家族で話し合うことが大切な理由を教えてください。

獣医師:
「例えば、お散歩に行く人によって犬への態度を変えてしまうと、お散歩時のルールを決めることができません。

排泄の場所やお散歩中に他の犬に会った際の対応など、トラブルになりやすいことは事前にしっかりと話し合っておく必要があるでしょう。

お散歩時に決めておきたい3つのルール

家族みんなで決めたい愛犬と暮らすルール〜お散歩編〜 いぬのきもち
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ではここからは、愛犬とお散歩をする際に家族で決めておくとよい3つのルールをご紹介します。

①お散歩量

獣医師:
「お散歩はある程度の時間をかけてしっかり運動できるとよいですね。家族の中である人は短く、ある人は長くだと、犬も落ち着かないでしょう。

個体差はありますが、できればお散歩の時間は1日2回、30分程度行えるとよいです。若い犬は筋肉をしっかりつけるため、シニア犬は筋肉を維持するためにお散歩を行います。」

②引っ張り防止

獣医師:
「お散歩中に犬が引っ張ることや主導権を握るのはよくありません。犬の引っ張りを防止するためにもアイコンタクトやリードコントロールは大切です。

家族の誰が散歩をしても大丈夫なように、おやつなどを有効に使って少しずつ教えていきましょう。」

③道の歩き方

獣医師:
「犬のお散歩コースを車や自転車が通る場所にするということも少なくありません。例えば、飼い主さんより犬が歩道側を歩くことで、車や自転車の危険を回避できるでしょう。

道のどちら側を犬が歩くかなど、道の歩き方を決めておくと、交通量の多い時間帯や場所でしかお散歩できない場合にも役立ちます。」
愛犬が混乱しないためにも、家族の中でこれらのルールを決めておくことは大切ですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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