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冬場ならではの犬のお世話方法は?洋服・食事・お手入れのポイント

犬は寒さに強いものと思われがちですが、愛犬の生活スタイルや健康状態に合わせた、冬場ならではのお世話が必要です。獣医師の野矢雅彦先生にお話を伺いました。早速チェックしてみましょう。

寒い日は室内でも服を着せた方がいいの?

ポメラニアンのこむぎちゃんと洋服
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
室内でも服を着せるとその暖かさに慣れてしまい、犬はより寒さに弱くなってしまいます。
犬は立毛筋(りつもうきん)という筋肉で毛を動かすことで体温を調節しています。服を着せっぱなしにすると毛が動かせず、体温調節機能の衰えにもつながります。

ブラッシングで保温性アップ

ブラッシングで抜け毛を取って、体毛の保温性を上げましょう。毛の間に空気が入りこみやすくなり、防寒度がアップします。

肉球を守るために靴を履かせた方がいいの?

Mix(雑種)小型犬のシュカちゃんの肉球
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
肉球が弱ってしまうので靴は履かせないようにしましょう。
健康な犬に靴をずっと履かせていると、肉球が弱くなって、出血しやすくなることもあります。また、無理な体勢で足首や腰を痛めるおそれもあるため、履かせないほうがよいでしょう。
※雪の上を歩くときなど、靴を履かせたほうがよい場合もあります。

ひび割れには肉球クリームを

ひび割れが気になるようなら肉球クリームがおすすめ。愛犬の肉球がカサカサになっていたら、犬用の肉球クリームや保湿クリームなどでケアをしてあげましょう。

フードや水は温めてもOK?

柴の小梅ちゃんの水飲み
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
歯みがきができるならОKです。
体の中から温まる上、フードはにおいが強まるので、食欲アップにもつながります。ただし、ふやかすと歯石がつきやすくなるので、歯みがきは欠かさずに行いましょう。
なお、熱すぎるのはNG。人肌(35℃)程度に温めた水やフードを少しずつ与えて。

あまり動かない冬はフードの量を少なくしてもいい?

コニーちゃんとお皿
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
室内飼いの犬ならいつもと同じ量に。
健康な犬なら、冬はいつもどおりの量を与えて問題ありません。ただし太りぎみの犬は、量を控えめにしてもよいでしょう。体を冷やしやすい脂肪を減らす手助けになります。

愛犬の体型に合った量を与えて

適度な食事と運動量でより筋肉がつけば、寒さに強くなります。

外飼い犬の場合は皮下脂肪を増やすためフードを増量しても。プラス10%が目安です。

一年通して同じ頻度でシャンプーすべき?

チベタン・スパニエルのポンちゃんのお風呂
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
健康な犬なら夏よりも長めの間隔でOK。
湿度が低く乾燥しがちな冬は、皮膚病にかかっていない健康な犬なら、シャンプーの頻度は夏の半分程度にしても。
あまり汚れていない場合は、ホットタオルで体を拭くだけでも充分です。

ホットタオルでやさしく拭いて

35℃程度のお湯で濡らしたタオルを固く絞り、体をやさしく拭きましょう。
犬は寒さに強いと思いがちでも、それぞれの生活スタイルによって必要なお世話は異なります。愛犬の状態に合わせてケアしていきましょう!
お話を伺った先生/ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生
参考/「いぬのきもち」2020年12月号『寒い季節に必要なことが◯×でわかる! 愛犬ぬくぬく冬支度』
文/mio30
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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