季節の変わり目は人と同様、犬も環境の変化についていけずに体調を崩してしまうことも。今回は、獣医師の高橋俊一先生監修のもと、犬の免疫力を整える4つの生活習慣についてご紹介します。
栄養バランスがとれた食事管理
犬では、総合栄養食であるドッグフードを食べていれば、基本的には栄養不足が問題になることはありません。しかし、おすそわけやおやつを与えすぎてフードの摂取量が減ると、愛犬の体に必要な栄養素が不足するおそれが。体内の栄養バランスが崩れると免疫力低下の原因になります。
愛犬が必要な栄養素をきちんととれているか、まずは食生活を見直してみましょう。
ストレスを解消して心を整える
大好きな飼い主さんにかまってもらえないのは、愛犬にとって何よりものストレスに。愛犬とのふれあいが不足して心に負担がかかると、体内の免疫に関わる機能が低下してしまいます。愛犬の心を安定させるためには毎日のふれあいが不可欠です。
また、愛犬が落ち着いて体を休められる場所の確保も、心の安定に必要です。人の行き来が少なく快適に過ごせる場所にハウスを用意して、愛犬が安心できる「安全地帯」をつくってあげましょう。
睡眠時間を十分に確保する
寝不足は自律神経を乱し、免疫力を低下させてしまいます。睡眠を十分に取り、体を回復させ、免疫機能を正常に働かせるようにしましょう。犬では、1日平均12~15時間の睡眠時間が望ましいとされています。質のよい睡眠のために、愛犬が過ごす部屋の温度や湿度を管理するなどして生活環境を整えましょう。ベッドは音や隙間風の気にならない、安眠できる場所を選んであげてください。
運動不足を解消する
免疫力を保つには、適切な運動量をキープして代謝機能を整えることが欠かせません。散歩の時間を上手に使って運動量を確保しましょう。散歩コースの中に坂道ダッシュや階段の上り下りを取り入れるだけでも、体にかかる負荷があがり、筋力増加につながります。
ときには森林浴でリフレッシュするのもおすすめ。鳥のさえずりや水の流れる音、木々の香りなどには緊張感をほぐし、リラックスさせることで免疫機能を維持する効果があるといわれています。
免疫力は愛犬の体に生まれつき備わっている、体を守るための力です。免疫力を味方につけて、愛犬の体を万全な状態に近づけて病気や不調から守りましょう。
お話を伺った先生/高橋俊一先生(湘北どうぶつ次世代医療センターファミリーアニマルホスピタル高橋動物病院院長 「免疫力UP専門外来」主任獣医師)
参考/「いぬのきもち」2021年7月号『免疫の力で体も心もイキイキ♡免疫力がモノをいう!愛犬のカラダの整え方』
文/仲田 陽子
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。