犬と暮らす
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衝動的に犬を飼うとどうなる…飼い主さんに必要な「10の条件」守れてる?
今回は、犬を衝動的に飼ってはいけない理由について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。飼い主さんは、犬を飼うときに「10の条件」をクリアしている必要があるとのことです。
犬の飼い主さんに必要な「10の条件」
「『これだけは理解しておきたい』という点でいうと、日本動物愛護協会の『飼い主に必要な10の条件』を参考にするといいと思いますね。同協会の公式サイトには、以下のような条件が書かれています。
- 住宅がペットを飼える状況にあること
- 動物を迎えることに家族全員の合意があること
- 動物アレルギーの心配がないこと
- その動物の寿命まで(終生飼養)飼育する覚悟があること
- 世話をする体力があり、その時間をさけること
- 高齢になった動物の介護をする心構えがあること
- 経済的負担を考慮すること
- 必要なしつけと周囲への配慮ができること
- 引っ越しや転勤の際にも継続飼養する覚悟があること
- 飼えなくなった場合の受け皿を考えておくこと
これらをチェックしてクリアしないと、後々問題が出てくるでしょう」
あとで問題が出てくることとは?
「たとえば、大型犬なのか、小型犬なのかでもそれぞれ配慮すべきことがありますよね。また、犬種によっては気をつけなければいけない病気があるので、それを飼い主さんが把握できた上で飼育できるのかどうかも重要です。
子犬のときにかわいいという気持ちだけで飼ってしまうと、その先に待っている問題に直面したときに『こんなに大変だとは思わなかった』『こんなにお金がかかるとは思わなかった』『こんなに時間がとられるとは思わなかった』ということになるかもしれません」
「そうですね。犬を飼ってしまっては、もう返せません。飼い主さんも犬もお互いに不幸になってしまいます。先ほどの10か条を念頭に、先を見通して冷静に飼うかどうかを判断したいものです」
参考/日本動物愛護協会公式サイトより「飼い主に必要な10の条件」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
構成/いぬのきもちWeb編集室
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