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“いつか”に備えていま準備! 愛犬のための防災袋を用意しよう

大きな災害が発生したとき、必要なものをすぐに持って逃げるための防災袋。愛犬のための防災袋には、なにを入れるべきなのでしょう。
防災士で動物福祉活動家の成田司先生に、愛犬用防災袋の準備の仕方を教えていただきました。

「1次防災袋」と「2次防災袋」の2種類を用意しよう

Mix小型犬のはるくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
災害発生時に避難することを想定し、必要なものを持ち出すために準備する防災袋。避難生活に必要になりそうなものをなるべく多く入れておきたくなりますが、愛犬とともに避難するとなると、身軽さも重要です。
そこでおすすめしたいのが、すぐに持って逃げる用の「1次防災袋」と、災害がある程度おさまってから取りに来る用の「2次防災袋」を用意しておくこと。
命を守るための行動がとりやすいよう、まずは最低限のものを入れた1次防災袋を持ち出すようにしましょう。

すぐ持ち出す用の1次防災袋は、1日分を想定して準備しよう

柴の天くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
1次防災袋には、そのとき生き残るために必要な1日分のグッズを入れて、玄関など持ち出しやすい場所へ置きましょう。ふだんの散歩バッグに1日分のグッズを入れておけば、そのまま1次防災袋として使うことができます。
入れるものの例としては、水/首輪・リード/おやつ/トイレシーツ(2~3枚)・ウンチ袋/ウェットティッシュ/ゴム製おもちゃ/犬用の常備薬・お薬手帳などです。

避難生活用の2次防災袋は、3日分を想定して準備しよう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのきなこ。ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
2次防災袋には、避難生活で使うために最低3日分のグッズを入れます
ガレージや自転車置き場、車のトランクなど、建物が倒壊しても取りに行きやすい場所に備蓄しましょう。地域の災害リスクを確認して決めておくのがおすすめです。
入れるものの例としては、水/フード/トイレシーツ・ニオイの出ないゴミ袋/クレート/タオル/歯みがきガム/防災マットなどです。
地震や台風など、いつ何時起こるかわからない災害に備え、非常時に持ち出すための防災袋を日頃から用意しておくことは大切です。いざというときに慌てないよう、いまから準備をはじめてみませんか。
お話を伺った先生/成田司先生(防災士 動物福祉活動家)
参考/「いぬのきもち」2020年9月号『地震、台風、ウイルスに備え、ドリル形式でおさらいしよう! 防災ドリル'20→'21』
文/緒方るりこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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