犬と暮らす
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犬がフードを「おいしい」「まずい」と感じるときの反応 犬にとっての“おいしいの基準”とは?
実際に、どのような反応を見せることがあるのか、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました!
犬がフードを食べて「おいしい」「まずい」と感じているときの反応は?
「まず、犬が食べたものを『おいしい』と感じているときには…
- がっついて食べる
- テンションが上がる
- しっぽを振る
一方で、食べたものを『まずい』と感じているようなときには…
- 口に入れたものを出す
- フードを前足でかいて隠そうとする
- 匂いをかいで顔を背ける
犬にとっての「おいしい」「まずい」の基準は?
「犬は旨味や塩味(えんみ)を感じたときに、おいしいと判断することがありますが、味覚よりも嗅覚のほうが発達しているので、匂いによる感覚が一番大きいと思います。
あまり気にしないコも多いですが、苦味を嫌がる犬もいるので、そのときには『まずい』というような反応を見せるかもしれませんね」
犬が「まずい」という反応をして、フードを食べなくなったときの対処法は?
「たとえば、フードを人肌程度に温めて香りをたたせてみたり、好きな物をふりかけたりトッピングしてみるなどの工夫をしてみるとよいでしょう。
それでもなかなか食べてくれないという場合は、ほかの原因も考えられるかもしれません。かかりつけの獣医師に相談してみるとよいかと思います」
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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