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大きくなってから、小さい頃のクセを治すのは大変。悪癖をつけない「しつけ方」。

犬の困った行動①|吠える

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道ですれ違う人に対してや、インターホンが鳴ったときなど、愛犬の「吠え」は、飼い主さんの悩みの種。主に、恐怖心から来る行動と言われています。もし吠えるのが癖になっている場合は、吠えることで苦手なものや怖いものを撃退できると学習し、習慣化してしまったことが原因です。悪癖をつけないためにも、吠えない子犬期にしっかりしつけしましょう。

1. インターホンがなったら褒めよう!

インターホンがなったら、訪問客に応答する前に、吠えなかったことを褒めてあげましょう。また、愛犬が興奮しないように、飼い主さん自身も慌てず、ゆっくり対応してください。なお、来客対応中にインターホンのスイッチがオンのままだと、外の騒音が聞こえてしまって、警戒する原因になってしまいます。切り忘れには気をつけてくださいね。

2. お散歩は褒め&おやつで誘導を!

最初のうちは、人や犬が少ない時間帯にお散歩に連れて行き、徐々に外の環境に慣れさせてあげましょう。そして、人や犬とすれ違った時におとなしくしていたら、褒めてあげましょう。その後、徐々に刺激が多い時間にもチャレンジしてみてください。また、以下のような練習もしておくと良いでしょう。

◯おやつの誘導
おやつを握った手を愛犬に嗅がせ、ニオイに集中させてから手を少しずつ離します。手についてきたら褒めておやつを与えてあげます。これを練習しておき、吠える対象から離れる際に利用しましょう。

◯アイコンタクト
おやつを握った手を飼い主さんのあごのあたりに上げ、愛犬の名前を呼びます。愛犬と目があったら、おやつを与えてあげます。繰り返し覚えさせることで、愛犬の名前を呼ぶだけで目があうようになります。

いずれも、恐怖を感じる対象から遠ざける時に効果的です。

犬の困った行動②|甘噛み

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干している洗濯物を噛んだり、おもちゃをボロボロにしたり、遊んでいる時に歯があたってしまったりと、甘噛みを放っておくと、手を噛んでも良いと勘違いさせてしまいます。子犬期から、しっかりしつけしておきましょう。

1. 大人しくしていれば、イイコトがあると覚えさせる。

大人しくしている時に褒めて、話しかけましょう。おやつも落ち着いているときを狙ってあげると、大人しくしていると良いことがあると学習し、落ち着きのある犬に育ちます。

2. 散歩でパワー発散

体力が有り余るがゆえに噛んでしまう犬もいますので、散歩でエネルギーを発散させてあげましょう。噛んでも大丈夫おもちゃを与えて、遊びの中でストレス発散させるのもいいですね。

3. 手を噛まれにくいおもちゃで遊ぶ。

遊びの最中に歯が当たって手を引っ込めてしまうと、愛犬が「歯が当たれば手を引っ込めてくれる」と覚えてしまいます。そうならないためにも、愛犬の歯が当たらないようなロープや、紐のついたボールなどの、噛まれにくいおもちゃで一緒に遊びましょう。

4. ゆっくり静かに褒めましょう。

甘噛みをする子犬期は、なでている最中に噛まれてしまうこともあります。それを放置していると、やめて欲しいときにも噛むようになってしまいます。また、激しくなでると愛犬もつい興奮してしまいます。ですので、口におやつを含んだ状態を作り、ゆっくり静かになでてあげましょう。

子犬からしつけて悪癖を作らなようにしよう

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犬も人と同じように、大きくなってから、小さい頃のクセを治すのは大変です。愛犬の可愛らしい表情を見れば、ついつい甘やかしてしまいますが、成犬になって後悔することがないように、子犬の間にしっかりしつけしてあげましょう。特に今回取り上げた癖は周囲に迷惑をかける可能性もありますので、「ダメなことはダメ」だと、時には心を鬼にして接することが大切です。
出典/「いぬのきもち」17年6月号『子犬のしつけ、これだけはしておいて!』(監修:日本動物病院協会認定家庭犬インストラクター 戸田美由紀先生)
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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