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そそうが増えたらどうする? 愛犬が認知症になったときの対処法
そこで今回は、「指示しつけを聞かなくなった」「そそうが増えた」という2つの症状についての対処方法を、獣医学博士の小澤真希子先生に伺いました。
認知症とはどういう病気?
オーストラリアの研究者による調査では、14才を過ぎた犬の40%に認知症の症状が出るという結果も出ているのだとか。どんな犬でも、加齢によって認知症になるリスクが上がっていくため、飼い主さんは認知症について正しい情報を知っておくことが大切です。
指示しつけに従わなくなったら、どうしたらいい?
フォローの方法
また、認知症があまり進行していない状態なら、しつけのし直しもおすすめです。言葉とハンドシグナルを関連付けて教えると、聴覚が弱っても視覚で指示を読み取れるようになります。
そそうが増えたら、どうしたらいい?
フォローの方法
トイレシーツは床に置くと滑って危険なので、トイレトレーを使ってください。また、愛犬の体よりも大きなトレーを使うと、排せつ物のはみ出し防止に効果的です。
参考/「いぬのきもち」2022年9月号『シニア犬の半数近くが発症する!? 理由がわかれば「夜鳴き」「徘徊」「そそう」も正しくフォローできる! 認知症の犬はどう感じてる?』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※犬の認知症(高齢性認知機能不全)は、その症状や状態が病気なのか老化によるものなのか、現段階ではまだはっきり解明されていない部分もあります。
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