犬と暮らす
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人と犬の見た目が違うはどうして? ここまで違う理由は生態にあった!
犬と人の顔の形が違うのは噛む力が違うから
犬の顔がとがっているのは、狩りをしたり肉や骨を食べていたりしたので、噛む力が必要だったから。もともと、人も大きなアゴをもっていましたが、火を使ってやわらかいものを食べるようになり退化したのだとか。
犬と人を比較したとき、祖先をたどると同じような体のつくりをしていました。しかし人が二足歩行になり手を使えるようになったことで、さまざまな違いが生まれたようです。
犬の歯は鋭くとがっている
人も切歯(前歯)や犬歯(八重歯)は犬に似ていますが、犬のほうが断然鋭く、さらに犬は臼歯もとがっています。犬の歯は食いちぎるのに適していますが、すりつぶすことは苦手です。
犬の唇は黒くてぶ厚い
犬と人で色が違うのは、人の唇が薄くて、血管が透けて見えているからです。薄い理由は人がしゃべるようになり、唇を自由に動かす必要があったから。一方、複雑な言語を話せない犬は、唇が人よりもぶ厚く黒いのです。
人は白目を使って目でも情報を伝えている
黒目が小さく、白目が大きいのは動物で人だけ。人は目でもコミュニケーションがとれるように黒目が小さくなり、白目が大きくなったのだとか。
一方、犬は黒目が大きいので「目で話す」ことはできないものの、全身を使ってコミュニケーションを図ります。
犬は人のような肩がない
ただし、そのぶん動きに左右のブレが少ないため、走るのには向いた体のつくりといえます。人は手を器用に使えるように、犬は速く走れるように、体のつくりが異なっているのです。
参考/「いぬのきもち」2020年6月号『360度いぬのこと大調査!第2章 こんなに違うからこんなにカワイイ♡ 犬と人とことん比べてみました!』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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