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NG行動してるかも? 実は犬にストレスを与えているスキンシップ

しつけやお手入れ、スキンシップなどは、愛犬との関係づくりに欠かせないお世話です。しかしなかには、愛犬のストレスにつながるNG行動も。今回はペットドッグトレーナーの藤本聖香先生が、実は愛犬にストレスを与えているスキンシップについて解説します。

愛犬が苦手なお手入れは1度に全部すませる

遊びたいねねちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
お手入れの一番のストレス要因は、長時間拘束されることです。
そのため一度にすべて終わらせようとすると、拘束時間が長くなりかえってストレスに。一気に終わらせずまめに行うことで、1回の拘束時間を短くしましょう。

真剣に気合を入れてお手入れする

「今日の歯みがきで汚れを取りきる! 奥歯までみがくぞ!」など、お手入れ前の飼い主さんの気合は、愛犬を緊張させてしまい、ストレスにつながります。
理想はスキンシップの延長で歯みがきするなど、リラックスした雰囲気で行うことです。

毎日必ず30分トレーニングする

ミニチュア・ダックスフンドのユリアちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の集中力はその日の体調や気分によって変わります。さらに集中しながら30分間トレーニングできる犬は少なく、多くの犬にとってストレスを感じることになり、関係も悪くなってしまうおそれが。
できない日はあきらめ、愛犬のやる気がある日は長めにやるなど、日によって変えましょう。

トレーニングは毅然とした態度で行う

犬は飼い主さんの声や表情をよく見ているもの。そのため、トレーニングのときだけ指示の口調になったり、表情が厳しくなったりすると、「なんで怒るの?」と愛犬は戸惑いストレスを感じます。
いつもの態度でも十分伝わるため、やめましょう。

おねだりにはすべて応える

お母さんを待っているはるちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の願いはなんでもかなえてあげたいからと、要求にすべて応えることは現実的ではありません。これを続けていると、いざ少し我慢させなくてはいけないときに愛犬がストレスを感じるようになってしまいます。
おねだりされやすいおやつや遊びは、ごほうびとして与えるようにしましょう。
いずれのケースでも大切なことは、犬という動物の習性を正しく理解し、人のルールやマナーを押しつけず、飼い主さんとしての責任を持って接することです。今回ご紹介した内容も参考に、愛犬との接し方を見直してみてくださいね。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2022年5月号『もしかして、私のせい!? 愛犬にストレスを与える飼い主さんのNG行動』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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