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うれションやしっぽフリフリも 犬が喜んでいるときに見せる行動

犬はとても感情豊かな動物。愛犬の行動をよく観察してみると、どのような感情を抱いているのか読み取ることができます。そこで今回は、犬が喜んでいるときに見せる表情やしぐさ、鳴き声について、獣医師の菊池亜都子先生に教えていただきました。

しっぽ

しっぽをブンブンするここちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
実は「しっぽを振る=喜び」とは限りません。その犬や状況によって差があり、喜んでいてもまったくしっぽを振らない場合もあります。喜んでしっぽを振っているときは、しっぽに力みはなく柔軟性がある状態で、ゆるやかに上げるか、もしくは水平気味にして、しなやかに振ることが多いでしょう。

体の様子・しぐさ

笑顔を見せる柴のてんてんくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
危険を感じなくていい場合なら、全身の力が抜けて寝転がる犬もいます。また、その場で1〜2回だけ回ることで、はやる気持ちを沈めようとする犬も。俗に「うれション」と呼ばれるように、高ぶる気持ちからオシッコをもらしてしまうコもいます。

表情

ママが帰ってきてうれしいコォンくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
うれしいときの犬は、目がキラキラと輝き、頬はゆるみ、顔全体に緊張感がなくなります。安心・安全だとわかっている場面では、目を細め、耳を倒していたり、耳と耳の間があいていたりすることも。口が大きくゆるんで、舌を出しているケースもあります。

鳴き声

甘える視線を見せるダックスのチョコちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
うれしい気持ちが高ぶると、クンクンと甘えるように鳴くことも。もっとなでてほしい、もっとおやつが欲しいなど、おねだりの気持ちから鳴くこともあります。おねだりの場合、そのまま要求を飲んでいると鳴きグセがつくので注意しましょう。

おなかを見せてきたらなでてあげるべき?

お腹を撫でてほしいゼットくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
目を輝かせながら相手に近づき、自分からあおむけになったからといって、必ずしも「なでて」と思っているわけではありません。心を開いている相手にはおなかを見せますが、なかには「なでられるのは嫌」という犬もいます。そういう場合には無理になでることはせず、「イイコ」と笑顔で声をかけるだけで十分です。
喜びを感じる場面が多ければ多いほど、犬はその場に慣れてストレスを感じにくくなります。愛犬の気持ちをくみ取って対応できるといいですね。
お話を伺った先生/菊池亜都子先生(獣医師)
参考/「いぬのきもち」2023年1月号『表情・しぐさ・泣き声で気持ちがもっとわかる!犬の喜怒哀楽ずかん』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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