犬と暮らす
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愛犬とのお出かけ 起きやすいトラブルと役立つしつけ対応とは
公園で愛犬のリードを離してしまったときの対応
犬の狩猟本能は、動くものを追おうとします。動く飼い主さんを見てその本能が刺激され、また、好きなおやつもあるので、飼い主さんを追うように戻ってきます。愛犬が足元まで戻ってきたら、まずは首輪を持って、そのあとリードをたぐり寄せましょう。
落ちた食べ物を愛犬が食べようとしたときの対応
拾い食いの行動をやめたらすぐに愛犬におやつを与え、愛犬がおやつに集中している間に床に落ちた食べ物を回収します。飼い主さんと愛犬が、床に落ちた食べ物を取り合うことになる前に、すぐおやつを出しましょう。
なお、「叱る」「追いかける」といった対応はNGなので注意してください。
愛犬が向かい側の歩道に行ってしまったときの対応
このような場合は、遠隔操作で愛犬をその場で動かないようにさせる、「マッテ」が有効です。愛犬がマッテをしている間に、飼い主さんが近づいておやつを与え、愛犬がおやつに注目している間に首輪を持ち、その後リードを持ってください。ふだんからマッテの練習をしておきましょう。
ドッグランでケンカしそうになったときの対応
ドッグランではこのほかにも、休憩させるときや帰るときなどに、愛犬をオイデで呼び戻すと便利です。日ごろから、オイデの練習をしておくとよいでしょう。
愛犬がほかの人に飛びつこうとしたときの対応
ほかの人に突進しそうなしぐさを見せたら、すぐに飼い主さんは歩くのをやめ、おへその位置でリードを両手でしっかり持つ「へそ止まり」のポーズをしましょう。愛犬が、動きを止めた飼い主さんに注目したら、おやつを見せながら数歩後ろへ下がると、愛犬も自然とついてきます。
なお、犬好きな人から「触ってもいいですか」と聞かれたときは、犬を落ち着かせてからふれあわせるようにしましょう。
参考/「いぬのきもち」2018年7月号『お出かけのときのハプニングに役立つ! 「とっさのキケン」にSTOP!しつけ』
文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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