犬と暮らす
UP DATE
気温と湿度で犬の体臭がアップ! 毎日したいニオイ対策とは
気温と湿度が上がると犬の体臭は強くなる
とくに気温と湿度が高い5~10月は、あちこちに付着した皮脂に雑菌が繁殖しやすいため、ニオイも強くなりやすい傾向に。またこの時期は、人の鼻の粘膜も湿っておりニオイを感知しやすくなるため、もし来客があった場合、お客さんは「におうな」と感じるかもしれません。
毎日したい対策:部屋の換気
朝夕の2回、5分程度窓を開けるのを習慣づけましょう。窓は対角線上に位置する場所を空けるのがベストですが、難しい場合は、台所の換気扇を回し、できるだけ離れた部屋の窓を開けるのでもOK。
24時間換気システムがある場合は、常時作動させておくのも忘れないようにしましょう。
毎日したい対策:洗えない布製品の消臭
おすすめは重曹と水で作る重曹水です。スプレー容器に200mlの水と、小さじ2程度の重曹を入れ、よく振ったら出来上がり。雑菌の繁殖を防げるうえに、アルカリ性のため、酸性のニオイを中和して無臭の中性に変化させます。
スプレーする量は、布が軽く湿る程度でOK。なお、重曹の量が多いと、布に結晶が残るので注意しましょう。
毎日したい対策:木材部の拭き掃除
特に木材は皮脂がしみこみやすく、ニオイが抜けにくいため、できるだけ毎日拭くのがベターです。アルカリ電解水を使うと、酸性の皮脂汚れをすっきり落とすことができます。フローロングなどにスプレーし、乾いた布で拭きましょう。
※布製品や木材に対して重曹水やアルカリ電解水を使用すると、材質や塗装によってシミになるおそれがあります。目立たない場所で試してから使用してください。
※アルカリ電解水は、強いアルカリ性水溶液なので、犬が直接なめないように注意してください。また、肌の弱いかたや長時間使う場合は、手袋をつけて扱ってください。
参考/「いぬのきもち」2022年7月号『決定版 おうち時間が増えて「気づいてないだけ臭」だらけ! 夏のニオイ対策』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE