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犬の早食いに要注意 ゆっくりゴハンを食べてもらう3つの方法

犬の食べ方には注意が必要なものもあります。ここでは、よく食べる犬の食欲をコントロールする方法について、獣医師の丸田香緒里先生に伺いました。

犬の早食いによるトラブルに注意

フードボウルとハービー君
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬はもともとよく食べる動物ですが、その「食べ方」には注意が必要です。
あわてて飲むように早食いしてしまうと、胃腸に負担がかかったり、胃捻転(いねんてん)や胃拡張といった病気の原因になったりするおそれもあります。

愛犬がゴハンを早食いしてしまう場合は、ゆっくりと食べられるような工夫をしてあげましょう。

犬の早食いを防ぐ3つの方法

ゴハンを待つ2頭の犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の早食いを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは3つの方法をご紹介します。

あえて食べにくい食器を使う

キラキラの瞳で見つめるうるくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が飲み込めないサイズのお玉や大きめのスプーンを、ゴハンの入ったボウルに入れて食べさせるという方法があります。お玉やスプーンが障害物となり、犬が自然とゆっくり食事をするようになるでしょう。愛犬が食べ終わったら、お玉やスプーンはボウルと一緒にすぐに片づけてください。
また、早食い防止のためのボウルが市販されているので、使ってみるのもよいでしょう。

ゴハン前に長時間「マッテ」をさせない

カニーンヘン・ダックスフンドの茶葉君
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬にオスワリをさせて落ち着かせたら、ゴハンをサッと与えるようにしましょう。
ゴハンの前に長く待たせたり、オテやオスワリなどあれこれと指示を出したりといった行為はNGです。こうした行為は、いざ「食べてよし」となったときに、犬が勢いよく食いついて早食いにつながるのです。

ゴハン以外の楽しい刺激を増やす

ポメラニアンのむぎちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
おもちゃ遊びや散歩など、愛犬の楽しみを増やしてみましょう。一日の中で刺激や楽しみが少ない犬は、ゴハンに執着して早食いになる場合があります。

犬が満足しやすい遊びには、嗅覚を刺激する遊びが挙げられます。ドライフードを紙コップに数粒入れて、部屋のあちこちに隠したり置いたりして探させてみるとよいでしょう。
犬の早食いにはリスクが伴います。愛犬がゴハンを落ち着いて食べられるように、愛犬に合った方法で早食いを防ぎましょう。
お話を伺った先生/丸田香緒里先生(「Animal Life Partner」代表 獣医師 獣医中医師 ペット栄養管理士 往診獣医師協会代表理事)
参考/「いぬのきもち」2023年6月号『病気?ストレス?それともワガママ?おとな犬の食べムラ・食欲不振これで解決!』
文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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