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保護犬をしあわせにするために確認すべき6つのこと

保護犬を迎える前に確認すべきことをご紹介します。飼い主さんにとっては基本的なことですが、大切なことなのでいま一度確認してみましょう。多くの保護犬と飼い主さんの幸せを見てきた、NPO法人キドックス代表理事の上山琴美さんにお話を伺いました。

1.生涯にわたって犬を愛せる?

犬種や体格にもよりますが、犬の寿命は14年前後。シニア期になると介護が必要になったり、手間がかかることもあります。愛犬が亡くなるその日まで、家族の一員として終生いっしょに暮らせるか考えてみて。

2.犬と過ごせる時間はある?

飼い主さんが多忙すぎたり、留守番をさせすぎたりしてしつけやお世話、スキンシップなどが充分でないと、せっかく家族を見つけた保護犬を悲しませることに。愛犬との時間がつくれるか確認しましょう。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき

3.犬を迎える環境は整っている?

ほとんどの場合、室内飼いを推奨されます。ペットOKの住宅であることはもちろんですが、室内の広さは充分か、飼育頭数が多すぎないかなどの環境面も、迎えた保護犬がストレスなく過ごすには大切な要素です。

4.家族全員、犬が好き?

「子どもは犬好きだけど、おばあちゃんは苦手」など、家族の意見が違うと、のちにトラブルになり、せっかく迎えた保護犬を手放さざるをえなくなることも。そうならないため、迎える前に話し合いを。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき

5.必要な費用は用意できる?

毎年のワクチンや予防薬などの薬代、しつけで困ったらトレーニング代、大きな病気にかかれば治療費など、迎えてから思った以上にお金がかかることも。飼ううえでかかるお金を想定し、無理なく支払えるか確認しましょう。

6.飼えなくなったとき、頼れる人がいる?

飼い主さんが病気になるなど、やむをえない事情により犬を飼えなくなる場合に備え、引き取ってくれる家族や知り合いを探しておきましょう。近年は豪雨や地震などの災害も多く、受け皿となってくれる人は必須でしょう。
一方で、「一人暮らしや共働き、高齢だから保護犬を迎えるのはハードルが高いとあきらめないでほしい」とも上山さんは言います。保護犬を迎えられる条件が整っているか、一人で判断しないで、専門家に相談することも大切ですね。
お話を伺った方/NPO法人キドックス代表理事 上山琴美さん
参考/「いぬのきもち」2020年11月号『保護犬に会えるカフェに行ってみよう!』
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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