犬と暮らす
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プロ直伝! 愛犬と絆が深まる「ハンドフィード」ってどういうもの?
「ハンドフィード」とは、愛犬に飼い主さんの手から直接フードを与えること
ハンドフィードのメリットって?
手から頻繁にフードを与えていると、愛犬は「飼い主さんのそばにいるといいことが起こる」とわくわくしながら飼い主さんのあとをついてくるように。自然と飼い主さんに注目し、アイコンタクトをする機会が増えるため、飼い主さんも愛犬もお互いに幸せホルモン(オキシトシン)が出て、絆や信頼関係がもっと深まります。
ハンドフィードで飼い主さんに注目するようになると、オスワリやフセなどのしつけを教えるときに、愛犬がほかのことに気が散ることが少なくなり、より集中してトレーニングができるようになります。
●困りごとが起こりにくくなる!
飼い主さんをよく見るようになると、まわりにある物や人、犬などに注目する機会が減るため、結果的にイタズラ、吠えグセ、引っ張り、飛びつきなどの困りごとを防いだり、減らしたりすることができます。
●健康面にもいい効果が!
ハンドフィードをするときは、1日分のフード量を使って行います。そのため、愛犬のフード量を管理しやすく、肥満予防に。また、おやつも減らせるため、栄養の偏りや、カロリーのとりすぎも防げます。(「石田ようこ 犬と猫の歯科クリニック」院長。獣医師。石田陽子先生)
ハンドフィードを練習してみよう!
1.愛犬にフードを見せないように持つ
2.愛犬に気づかれないようにフードを用意し、鼻先に近づけてから与える
参考/「いぬのきもち」2023年6月号『絆が深まるハンドフィードをやってみよう』
撮影/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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