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秋が旬の果物で犬にアレルギーが出ることも? 犬に梨・柿・りんごを与える際の注意点
犬にこれらの果物を与える際には、与え方を確認してから少量ずつあげましょう。また、犬のなかには果物にアレルギーのあるコもいるので注意が必要です。
「犬に梨・柿・りんごを与える際の注意点と食物アレルギー」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
秋が旬の果物のなかには、まれに犬がアレルギーを起こすものもある
初めて食べさせる場合は、1種類にとどめ、症状が出ないかを確認するために数日は他のフルーツを与えるのを控えたほうが原因や症状に気がつきやすいです。
犬の食物アレルギーでみられる症状
アレルギー反応は食べてから数時間内に現れる場合もあれば、1〜2日後に現れる場合もあるため、初めての食べものを与える場合は愛犬の様子をよく観察しましょう。
もし愛犬にアレルギーの可能性がある症状がみられたら、その食材を与えるのはやめて動物病院を受診しましょう。
犬も食物アレルギーの検査でアレルゲンを調べることができる
もし愛犬に気になる症状がある場合は、まずはかかりつけの獣医師に相談されるとよいでしょう。
犬に与えることができる秋が旬の3つの果物を与える際の注意点
①梨
犬に与える際は皮や芯は取り除いて小さくカットをして適量を与えましょう。梨の種や未成熟の実には中毒を起こすアミグダリンが含まれているので犬の口に入らないよう十分に注意してください。
まれに梨を食べてアレルギーを生じる犬もいるので初めて与えるときは注意が必要です。
②柿
犬に与える際は葉やヘタ、皮、種は取り除いて小さくカットをして適量を与えましょう。
まれに柿を食べてアレルギーを生じる犬もいるので初めて与えるときは注意が必要です。
③りんご
犬に与える際は種や芯をきれいに取り除いて小さくカットして適量を与えましょう。
りんごがアレルギーになる可能性はゼロではありません。初めて与えるときは少し与えて様子を観察してください。
愛犬と一緒に旬の味覚を楽しみたい場合は、初めて与える食材を1種類、少量ずつ与えて愛犬の様子をよく観察してあげてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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