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リードの持ち方は?愛犬の脱走を防ぐ「絶対やっておくべき5つのこと」

散歩でウンチの処理中に首輪抜けしていた! 玄関で応対中に足元から出てしまった! など脱走の体験をした飼い主さんも多いのではないでしょうか。2大脱走シーンである「散歩中」「玄関を開けたとき」の脱走を防ぐ5つの対策をしつけインストラクターの戸田美由紀先生に聞きました。
イラスト/香川尚子
イラスト/香川尚子

脱走対策は二重にも三重にもしておこう

散歩中の脱走を防ぐには、犬が身につける首輪やハーネス、飼い主さんと犬をつなぐリードの対策が必要です。基本的なことですが、あらためて確認してみて。また、玄関からの脱走防止には、玄関に近づけない環境づくりを。何重にも対策して、愛犬の脱走を防ぎましょう。

【対策1】散歩前には必ず首輪・ハーネスのチェック

写真提供/愛知県 J.I.さん
写真提供/愛知県 J.I.さん
首輪やハーネスのサイズ調整は、なかなか難しいもの。獣医師やドッグトレーナーにサイズを合わせてもらい、「指2本入るくらいだな」など自分なりの調整方法を見つけて。また、換毛期やトリミングのあとはサイズの見直しが必須です。

●ココをチェック!
□サイズは合っている?
□金具やバックルにゆるみや破損はない?
□縫い目にほつれはない?

【対策2】首輪とハーネスそれぞれにリードをつける「ダブルリード」

写真提供/愛知県 I.H.さん
写真提供/愛知県 I.H.さん
愛犬に首輪とハーネスを装着し、それぞれにリードをつけることをダブルリードといいます。たとえば首輪が抜けてしまっても、ハーネスは装着されているので脱走を防げます。

【対策3】リードが手から離れないようにリードを手に巻いて持つ

親指にリードの輪をかけてから手のひらに巻く
親指にリードの輪をかけてから手のひらに巻く
リードの持ち方によっては、愛犬が引っ張ったときに手からリードが離れることも。おすすめは、親指にリードの輪をかけてから手のひらに巻く持ち方。

【対策4】玄関に行かせない柵を置いてガード

写真提供/神奈川県 M.K.さん
写真提供/神奈川県 M.K.さん
リビングの扉や玄関の上がり框などに柵を置き、愛犬が玄関の扉に近づけないようにしましょう。さらに、玄関を出る前に「開けるよ!」と家にいる人に声をかけ、愛犬の居場所を確認すると安心。

「勝手に玄関から出ない」を習慣にする手も

写真提供/青森県 H.K.さん
写真提供/青森県 H.K.さん
玄関から出るときは必ず、抱く、「マテ、ヨシ」の指示をする、キャリーバッグに入れるなどで、犬が勝手に出ないように習慣づけを。もし玄関が開いても、愛犬が躊躇して飛び出し予防に。

【対策5】網戸の突き破りを防ぐガードを

窓から外の通りが見える場合に注意したいのが、網戸からの脱走。外が気になった犬が網戸に飛びつきながら吠え、網戸がはずれたり破れたりすることも。網戸の前にフェンスなどを置いてガードして。
戸田先生のお話では「リードを受け渡すとき」や「広場などでリードをつけ替えるとき」も脱走のきっかけになりやすいそう。愛犬を脱走させないように、今回ご紹介した対策をぜひ実践してみてくださいね。
お話を伺った先生/日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター。DOG IN TOTAL主宰 戸田美由紀先生
参考/「いぬのきもち」2022年10月号『愛犬が脱走! そのときどうする!?』
文/伊藤亜希子
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