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スキンシップやブラッシングと一緒に!愛犬の体をセルフチェック!

獣医師は、ふだん診療の触診で犬の体に触れることで、異常がないか確認をしています。そんな獣医師の触診にならい、お家で愛犬の健康をセルフチェックしてみませんか?今回は体まわりのセルフチェックの方法を獣医師の南直秀先生に解説していただきました。

スキンシップで病気を早期発見

トイ・プードルのまろくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
獣医師の先生が触診するように、手で直接愛犬に触れることで、皮膚の状態や体温など、目で見るよりも多くの情報を得られます。そうすることで、細かい異変にも気づきやすくなり、病気やケガの早期発見にも役立つでしょう。
スキンシップのついでに毎日続ければ、愛犬との絆も強まるかもしれません。

皮膚・被毛のセルフチェック

ポメラニアンのイヴくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
広い範囲を見る必要があるため、ブラッシングやスキンシップを兼ねて全体をくまなくチェックしていきましょう。
指の間や足の裏などは、見逃しやすいので注意が必要です。
肥満気味の犬の場合は、胸の間の皮膚が蒸れて炎症を起こしていないかもチェックしましょう。

セルフチェックのやり方

1.愛犬の顔まわりを触ってチェックしたあと、首まわりを触ってチェックします。
2.愛犬の背中を、なでながらチェックしましょう。
3.愛犬がゴロンとしたら、おなか側の皮膚と被毛をチェックすることを忘れずに。

関節のセルフチェック

ゴールデン・レトリーバーのツナマヨちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
関節は正常に動いているか、左右のバランスがとれているかをよく確認しましょう。
セルフチェックのときではなく、広い場所を歩いたり走ったりしたときに異変が見つかることもあるので、あらゆる角度から動画を撮影しておくと、動物病院での受診時にも役立ちます。

セルフチェックのやり方

1.首まわりに腫れがないか、やさしく触りながら確認します。
2.肩から足先に向かって、両手でそれぞれ触りながら、前足の筋肉の付き方や、左右のバランスをチェックしましょう。
3.後ろを向かせて、前足と同様に後ろ足も確認してください。
愛犬の全身を触り、異常や変化がないかを確認する「セルフチェック」は、毎日続けることが大切です。愛犬の小さな異変には獣医師よりも飼い主さんが敏感に気づけるはず。気になる点は獣医師に相談しましょう。
お話を伺った先生/南直秀先生(東京動物医療センター副院長)
参考/「いぬのきもち」2023年11月号『愛犬の健康長寿は心と体の幸せがキメテ!PART2 愛犬の体を幸せにする♡ 獣医師直伝! おうちでセルフ健康チェック』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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