あたたかくなってくると、愛犬とお出かけしたい気持ちが高まりますよね。車でのお出かけを計画している人も多いのではないでしょうか。今回は愛犬と車で移動するときのアイデアについて、ドッグトレーナーで獣医師の後藤真由美先生に教えてもらいました。
ハードタイプのクレートで固定
参考・写真/「いぬのきもち」2025年4月号『お出かけマスターが教えてくれた! 乗りもの別 お出かけ大成功のヒケツ』
犬が入る大きさであれば、ハードタイプのクレートに入れたうえで、動かないように対策するのが鉄則。走行中、犬を自由にさせたり、窓から顔を出させたりすることは道路交通法に反し、とても危険です。
クレートの置き場所は、後部座席の足元が一番安定しやすいです。前後のシートで挟むことでしっかり固定でき、万が一事故が起こったときも被害を軽減できるといわれています。後部座席の足元に置くのが難しい場合は、後部座席の上へ。シートベルトが緩まないようにしっかりと固定し、座席から落ちないようにしてください。
荷台に置く場合は滑り止めを
多頭の場合や大型犬の場合は、荷台(倒した後部座席)に置く方法も。ラバー素材のシートやマットなどを敷くと、クレートが滑りにくいでしょう。
クレートにタオルをかけてもOK
参考・写真/「いぬのきもち」2025年4月号『お出かけマスターが教えてくれた! 乗りもの別 お出かけ大成功のヒケツ』
安全運転のためにも、犬が寝ている間に到着することが理想です。クレートをさらに安心できる居場所にするために、タオルをかけて刺激を軽減するのもおすすめです。すべて覆わずに、空気の抜け口を開けておくようにしましょう。
※暑い日にタオルをかけると熱中症のリスクがあるので注意してください。
汚れやニオイの対策は?
参考・写真/「いぬのきもち」2025年4月号『お出かけマスターが教えてくれた! 乗りもの別 お出かけ大成功のヒケツ』
クレート内で嘔吐やそそうをしたときのために、タオルを1枚敷いて。使い古したものであれば、汚れたらそのまま捨てられて処理も簡単です。トイレシーツを敷くと犬がトイレと勘違いすることがあるので、タオルのほうがおすすめです。
犬の体に汚れが付着した場合は、タオルを敷いたひざの上に立たせるとスムーズに拭けます。その際、前足のつけ根(わき)を手で支えてあげると、立った姿勢をキープしやすくなります。
折りたたみ式の予備クレートがあると便利!
クレート内が汚れたとき、予備のクレートがあれば、掃除するときにいったん犬をそちらに移動させておくことが可能。折りたたみ式なら場所を取らないので便利ですよ。
ゴミ箱はバックル付きのコンテナを活用
“臭いもの”を入れるゴミ箱として、ニオイを密閉してくれるバックル付きのコンテナがあると便利。嘔吐やそそうをする犬の場合は、大きめのコンテナを用意しましょう。さらにフードクリップがあると、ウンチ袋の節約につながるのでおすすめです。
愛犬と車で安心・安全に移動するには、入念に準備しておくことが大切です。ぜひ今後のお出かけの参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/後藤真由美先生(ドッグトレーナー 獣医師)
参考・写真/「いぬのきもち」2025年4月号『お出かけマスターが教えてくれた! 乗りもの別 お出かけ大成功のヒケツ』
文/柏田ゆき
※記事と写真に関連性がない場合もあります。