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「パテラ」ってどんな病気? 原因やなりやすい犬種を解説!
そこで今回は、パテラとはどんな病気なのか、パテラを発症する原因は何なのかなどを、獣医師の森淳和先生に伺いました。
「パテラ」ってどんな病気?
膝蓋骨脱臼は、膝蓋骨(ひざのお皿)がはずれてひざが伸ばせなくなり、歩きにくくなる病気のこと。内側にはずれる内方脱臼と、外側にはずれる外方脱臼がありますが、発症数は内方脱臼のほうが圧倒的に多いのが特徴です。
「パテラ」は小型犬がなりやすい?
生後5~6カ月から症状が見られ、1才頃が発症のピーク。3才くらいまでに発症する犬が多いようです。
子犬期の膝蓋骨脱臼は悪化するスピードが早いため、生後2~3カ月で発症した場合は、放置してはいけません。骨が変形して歩行困難になり、手術でも治すことができなくなるケースがあります。
膝蓋骨脱臼になりやすい犬種
・トイ・プードル
・チワワ
・マルチーズ
・パピヨン
・ポメラニアン
小型犬の発症が多いのは事実ですが、中型犬や大型犬も発症するリスクはあります。なかでも柴、ゴールデン・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグなどがなりやすいといわれているので、注意してください。
「パテラ」になるのはこんなとき
『いぬのきもち』読者さんの「こんな場面で膝蓋骨脱臼が起きた」体験談
・家の中を歩いているとき急に(2才/パピヨン)
・私に飛びついて着地に失敗(1才/トイ・プードル)
・いつもの散歩中に急に(4才/マルチーズ)
参考/「いぬのきもち」2023年10月号『読者の約半数が飼っている 小型犬に多く、甘く見ちゃいけない病気 “パテラ”(膝蓋骨脱臼)がわかる!』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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