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見過ごしやすい? 飼い主が気づきにくい犬の病気とサイン

犬の病気にはさまざまな種類があるといわれていますが、見過ごしやすかったり気づきにくい病気はあるのでしょうか。

「飼い主が気づきにくい犬の病気とサイン」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

飼い主が気づきにくい犬の病気とは

見過ごしやすい? 飼い主が気づきにくい犬の病気とサイン いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――数ある犬の病気のなかで、先生が考える「気づきにくい犬の病気」にはどのようなものがありますか?

岡本先生:
「飼い主さんが気づきにくい犬の病気としては、たとえば、肝障害や脂質代謝異常、初期の腎機能低下、尿石症、心雑音、しこりなどですね。これらは無症状で、愛犬の健康診断を行ったときに獣医師から指摘されるケースも多いと思います。」

犬の病気のサインに気がつくポイントは「観察」

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――愛犬に気になる様子があったとき、犬のクセや特徴なのか、痛みや体調不良なのか、病気のサインなのかがよくわからないという飼い主さんもいるかと思います。犬の病気のサインに気がつくポイントはありますか?

岡本先生:
「犬の病気のサインに気がつくためには、まず愛犬をよく観察することが大切です。

たとえば、体調不良のほかにも、
  • 飲水量や尿量の増加

  • 食事の食いつきが悪くなってきた

  • 寝ている時間が増えて遊びや散歩を好まなくなった

  • 体重が減ってきている

などのちょっとした変化が病気のサインである場合も考えられます。」

気づきにくい犬の病気を早期に発見するためにできること

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――犬の病気を早期に発見するために飼い主ができることはありますか?

岡本先生:
「犬の病気のなかには、見過ごしやすかったり気づきにくい病気もあります。飼い主さんができることとしては、
  • 1日の飲水量や食事量を定期的にチェックすること

  • 1ヶ月に1回は体重測定をすること

  • 定期的に健康診断をうけること(目安として1〜6歳までは年に1回程度、7歳以上は半年に1回程度)

愛犬の様子をよく観察することと定期的に動物病院を受診することは犬の病気の早期発見にもつながります。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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