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犬の「飛びつき」と「二足歩行」はどこまでさせると危険? 獣医師に聞いてみた

「犬の飛びつき」や「犬の二足歩行」は犬の体に負担になるという話は多くの飼い主さんが聞いたことのある話かもしれません。

しかし、犬の体によくないことはわかっているものの、愛犬が嬉しさからピョンピョン飛び跳ねてしまったり、立ち上がって二足歩行をしてしまうという場合「体は大丈夫かな? 」「どの程度までは問題ないのかな? 」と心配される方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は「犬の飛びつきと二足歩行」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬の「飛びつき」と「二足歩行」ってどんな行動?

犬の「飛びつき」と「二足歩行」はどこまでさせると危険? 獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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まず最初に、犬の飛びつきと二足歩行についてどのような行動なのかをみていきましょう。

犬の飛びつきとは

犬が興奮したときなどに前足を上げて人やソファなどに寄りかかる動作を「犬の飛びつき」と呼びます。

犬の二足歩行とは

犬が飛びつくときに周りに寄りかかるものがない場合でも、上手なコはそのまま後ろ足だけでヒョコヒョコと歩いたりジャンプをしたりします。これを「犬の二足歩行」と呼びます。

犬の飛びつきや二足歩行は体に負担がかかる

トイ・プードル いぬのきもち
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犬が後ろ足だけで立ち上がったり、ジャンプをしたり、二足歩行をすると体に負担がかかります。

犬は人と違って4本の足で体重を支えているので、二足歩行は支えている2本の後ろ足に対して普段以上に重さがかかっている状態だといえるでしょう。

犬の飛びつきと二足歩行はどこまでさせると危険なの?

サモエド いぬのきもち
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犬の飛びつきや二足歩行には、
  • 犬がケージやサークルの中で嬉しくてピョンピョン跳ねてしまう

  • 遊んでいるときにジャンプをしやすい

  • 椅子やソファなどの家具に前足をかける習慣がある

といったケースもあるかと思います。

そもそも、犬がピョンピョン飛び跳ねたり、二足歩行になること自体が犬の関節に不自然な負担をかけている状態なので、「飛びつき」や「二足歩行」をしない、させないことをできる限り目指していくべきでしょう。

そのなかで段階をつけるとしたら、まずは「なるべく二足歩行のままジャンプをさせないようにする」ということを目指してみるといよいかもしれませんね。

犬が飛びつきや二足歩行をした際に「ダメだよ」と注意をする場面もあるかと思いますが、人の過度な反応はかえって犬の興奮を高めてしまうので、冷静に対応するようにしましょう。

犬に芸として二足歩行をさせないこと

ラブラドール・レトリーバー いぬのきもち
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犬に芸(トリック)として二足歩行をさせることは、犬の体に不自然な体勢をさせているといえます。

犬も高齢化が進むなかで、関節の問題が出ることも非常に多くなっています。愛犬が若い頃からできるだけ関節に負担となる姿勢を取らせないことがシニア期以降の犬の健康にもつながるので意識してみてくださいね。

愛犬の関節に負担をかけない生活を心がけましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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