写真提供/ロイヤルカナン ジャポン
2025年4月3日〜6日に東京ビッグサイトで、愛犬・愛猫を同伴できるライフスタイルイベント「第14回インターペット」が開催されました。医食同源という言葉があるほど、うちのコの健康維持にも食事が重要です。多くの飼い主さんが注目したペットフードメーカーの「ロイヤルカナン」の体験型ブースを紹介します。
フードづくりにこだわるメーカーのブースを体験!
愛犬・愛猫のフード選びに迷ったことはありませんか?健康維持に役立つことはもちろん、おいしく食べてくれるフードを選びたいですよね。
フードづくりにこだわるメーカーのロイヤルカナンは、「“食べる”を科学する~“食べる”のはじまりからおわりまで~」をテーマに、ペットフードの「嗜好性」と「消化性」を学べるブースを出展。
会期中には4,600人を超える飼い主さんが来場!“食べる”を通してうちのコの健康についてを、体験しながら考えられる取り組みが大好評でした。
愛犬・愛猫はどうやってフードを選んでいるの?
ロイヤルカナンのブースは、“食べる”の仕組みを解説した超大型パネルからスタート。愛犬・愛猫がフードを選ぶポイントが紹介されていました。「うちのコはフードを選り好みする」という疑問を解消するヒントになるのではないでしょうか?
STEP1:嗅覚
口に入れる前に、においで食べたくなるか判断します。優れた嗅覚をもつ犬や猫にとっては、魅力的なにおいであることが重要です。
STEP2:触覚
口にくわえてフードの粒のサイズや噛んでみたときの歯ごたえなどの「触感」も、実はおいしさに影響しています。特に猫は触覚にこだわりをもっているタイプも少なくありません。
STEP3:味覚
甘味、酸味、塩味、うま味、苦味のうち、肉に含まれるうま味は犬も猫も大好き。甘味は犬に好まれる一方、真性肉食の猫には感じられない味覚です。
STEP4:食後感
食べた後の身体の状態によって、また同じフードを食べたいか決まります。犬や猫は自分に最適な栄養バランスを選ぶ能力を持っているのです。
消化性が高いたんぱく質は健康の鍵!
写真提供/ロイヤルカナン ジャポン
たんぱく質の消化性が高いほど、食事に含まれるたんぱく質を胃腸で効率的に消化吸収でき、身体を作るもととして利用できます。消化性が低い場合は大腸に未消化物がたくさん流れ、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)のバランスが崩れてうんちの状態に影響を及ぼします。
犬のうんちの模型 左:消化性の低いたんぱく質を含むフードを食べた場合の便 右:消化性の高いたんぱく質を含むフードを食べた場合の便 写真提供/ロイヤルカナン ジャポン
ロイヤルカナンでは、たんぱく質の消化性を重視したフードづくりを行っています。原材料には消化率90%以上の超高消化性たんぱく質(ロイヤルカナン調べ)にこだわり、腸内環境の健康維持に努めています。
愛犬・愛猫の健康維持に、うんちの観察習慣を役立てよう
食べているフードや健康状態で、うんちのにおいや硬さ、量などが変わります。愛犬・愛猫の変化にいち早く気づけるように、うんちの観察習慣を心がけましょう。ブースでは「定期的に写真を撮っている」という飼い主さんも!
1頭1頭の栄養ニーズに合わせた295種類のフード!
ロイヤルカナンでは犬や猫の1頭1頭の栄養ニーズに合わせて、295種類のフードを展開。専門スタッフによるフード相談コーナーも賑わっていました。さらに、動物病院と取り組む栄養管理では、さまざまな健康状態に合わせて栄養バランスを調整した食事療法食にも力を入れています。
写真提供/ロイヤルカナン ジャポン
ロイヤルカナンの体験型ブースは、愛犬を連れた飼い主さんを中心に行列ができるほどの大盛況!
愛犬・愛猫のために“食べる”ことからうちのコの健康維持を考えてみませんか?
写真(ロイヤルカナン提供を除く)・文/金子志緒