犬と暮らす
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かかりやすいから知っておきたい 犬の「腸閉塞」について獣医師が解説
腸閉塞には2タイプある
(1)機械的な閉塞
(2)麻痺性の閉塞
腸閉塞になったときの症状
主な症状
- 吐き気や嘔吐(水を飲んでも吐く)
- 食欲不振
- 腹部痛(背中を丸める、からだにさわるとうなったり、キャンと鳴いたりする)
- 脱水(口の中が渇く、背中の皮膚をつまむと戻りが悪い、目が落ちてくぼんでくる)など
腸が閉塞した瞬間に症状があらわれる
腫瘍が原因の場合は、腫瘍の成長度合いによって症状がだんだんと強くなることもあります。また、唾液や胃液、腸液などの消化液も腸で吸収できなくなり、脱水が進みやすい傾向も。
腸閉塞は予防できる?
犬が届かない場所や扉が閉まる棚にしまう、フタつきのゴミ箱に変えるなどの工夫をしましょう。また、子犬期のおもちゃを成犬になった犬が誤飲することもあるため、成長とともにおもちゃを見直すことも大切です。
なお、誤飲は成長とともに減りますが、クセとして残る犬もいるため、年齢を問わず気をつけましょう。
参考/「いぬのきもち」2024年5月号『愛犬といつまでも楽しく過ごすために知っておきたい!犬の現代病ファイル Vol.60 腸閉塞』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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