1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 【獣医師が監修】犬にとうもろこしを与えても大丈夫?あげるときの注意点は?

【獣医師が監修】犬にとうもろこしを与えても大丈夫?あげるときの注意点は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

甘くておいしいとうもろこし。愛犬におすそ分けしても大丈夫なのでしょうか?今回は、犬にとうもろこしを与えても大丈夫なのか、また、犬にとうもろこしを与えるときの注意点と、とうもろこしに含まれる成分が犬にもたらす効果について解説します。

犬にとうもろこしを与えても大丈夫?

チワワととうもろこし
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

とうもろこしは犬に与えても大丈夫な食べ物です。実際に、とうもろこしはドッグフードの原材料などにも使われていることが多い食材なのです。ただし、与える量や与え方によっては犬にとって危険な場合が。
とうもろこしを与える際は、充分な注意が必要といえるでしょう。

犬にとうもろこしをあげるときはここに注意して!

パグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

それではここで、とうもろこしを与える際の注意点をご紹介します。

必ず茹でて、味付けはしない

とうもろこしの黄色い部分は皮がかたく、犬がそのまま食べてしまうと消化器官に負担がかかり、消化不良を起こしてしまう恐れも。そのため、生の状態では与えないようにしてください。与える際は、必ず茹でて柔らかくしたり、できればペースト状にしたりしてあげるとよいでしょう。もちろん、味付けは禁物!茹でる際の塩も不要です。

糖質に注意!与え過ぎはNG

とうもろこしは甘みがあり糖質が高く、たんぱく質や炭水化物も多く含まれているため、食べ過ぎると肥満の原因になってしまうことも。また、先述のとおり一度にたくさん食べてしまうと消化が悪く、下痢を起こしたり、ときには吐いてしまったりする危険もあります。
もしとうもろこしを犬に与えるら、加熱したものを1日に10g程度を目安にしてください。

アレルギーに注意

あらゆる食べ物に当てはまることですが、とうもろこしを食べてアレルギーを起こしてしまう犬もいます。主なアレルギー症状としては、湿疹などの皮膚炎や、目の炎症による充血や鼻炎、また、体をかゆがる、嘔吐、下痢などが挙げられます。
アレルギーにも度合いがありますが、はじめてとうもろこしを与える場合には少量にとどめ、かゆがるなど愛犬の体調に変化がないかよく確認しながら与えましょう。

芯は与えない

とうもろこしの芯は、「誤飲しやすいもの」として上位に入るほど危険なものです。食物繊維の塊ともいえるとうもろこしの芯は大変かたく、丸飲みしてしまうと気道を塞ぎ、呼吸困難になる恐れがあります。
また、もし誤飲して胃まで到達したとしても消化が上手くいかず、胃の中で留まってしまうため嘔吐したり、最悪の場合は腸閉塞を引き起こしたりする原因となるケースも。そうなると、犬が自力で出すことは困難なため、開腹手術をして取り出さなければなりません。

もし愛犬がとうもろこしの芯を食べてしまったら、早急に動物病院へ連れて行きましょう。症状がすぐに出るとは限らないため、注意が必要です。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「この野菜、犬に与えてOK?NG?犬が食べてもいい・食べてはいけない野菜」

健康に良い!?とうもろこしに含まれる成分と犬への効果

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬にとうもろこしを与えることで、どのような健康効果が期待できるのでしょうか?ここでは、とうもろこしに含まれる成分と、犬に与える影響を解説します。

豊富なビタミン類で健康維持

とうもろこしには、ビタミンB1やB6といった糖質やたんぱく質の代謝に関わるものから、ナイアシンといったビタミンB群が含まれています。ナイアシンは、細胞のエネルギーを生成するために必要で、さまざまな酵素が働く際にも欠かせない栄養素です。
また、量はそれほど多くないものの、抗酸化作用の高いビタミンEも含まれています。

葉酸で成長をサポート

葉酸は、もともとはほうれん草など「緑の葉っぱ」に多く含まれることから「葉酸」という名前がついたといわれています。葉酸は、たんぱく質や細胞の分裂、DNAなどの形成に重要な役割を担っているビタミンB群の仲間であり、胎児の発育などに役立つ働きをしています。
そのため、人と同様に妊娠中の母犬や、若く成長期にある犬にとっても重要な栄養分です。

カリウムで脱水を予防

カリウムは、細胞の内液に多く含まれているミネラルで、ナトリウムと協力し合いながら、体内の水分バランスや血圧などをコントロールする役割を持っています。体の水分が不足すると同時にカリウムも不足することが多いため、水分とカリウムが豊富なとうもろこしを適量与えることで、脱水予防にも効果が期待できそうです。

食物繊維で便秘を予防

とうもろこしの粒の皮には、不溶性食物繊維のセルロースが多く含まれています。その量は、食物繊維が豊富なことで知られるサツマイモも上回るほど。この豊富な不溶性食物繊維の働きにより、腸のぜん動運動が促されることで、便秘の予防、解消に効果が期待できます。

犬に与えてもいい野菜であれば、ぜひ一緒に食べて楽しみたいものです。ただし、どんな食べ物でも与え過ぎは禁物。さらに、同じ野菜でも「与えてもいい部分とそうでない部分」があることも認識しておかなければなりません。
とうもろこしの場合はとくに、誤って芯を飲み込んでしまうと犬が危険な状況になりかねませんので、もしとうもろこしを犬に与える際は、その点に充分注意してくださいね。

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『この野菜、犬に与えてOK?NG?犬が食べてもいい・食べてはいけない野菜』
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kate
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

犬と暮らす

更新

関連するキーワード 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る