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獣医師監修|ウェルシュ・コーギー・カーディガンについて徹底解説!

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短い手足が可愛いウェルシュ・コーギーですが、実は2種類存在するのです!今回は、日本では珍しい「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」について、特徴・性格・飼い方・入手方法を解説!“第3のコーギー”と呼ばれるフラッフィーについてもご紹介します。

「ウェルシュ・コーギー」には2種類あるって知ってる?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンのラルちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

日本でも親しまれている、「ウェルシュ・コーギー(以下、コーギー)」。短い手足やピンと立った耳がとても可愛らしい犬種です。そんなコーギーですが、実は2種類存在することをご存知でしたか?日本で多く飼育されているのが「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(以下、ペンブローク)」、そして今回ご紹介するのが、日本では比較的珍しいとされる「ウェルシュ・コーギー・カーディガン(以下、カーディガン)」です。

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」は、日本にたったの56頭?

国際的愛犬団体である「一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC)」が公開している2017年度の犬種別犬籍登録頭数データでは、ペンブロークが5,283頭なのに対し、カーディガンはなんとたったの56頭!
日本で飼育されているコーギーの中で、カーディガンは2%にも満たないということになります。お散歩中にすれ違うウェルシュ・コーギーは、ほとんどがペンブロークだと思っても過言ではないということですね。

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の名前の由来

「カーディガン」の名前の由来は、イギリスのウェールズにあるカーディガンシャー地方が原産だからだそうです。柄がカーディガンを着ているように見えるから…というわけではないようですね。
ちなみに、「ペンブローク」の由来ですが、ウェールズのペンブロークシャー地方で飼育されていたからだとか。名前の付け方は、2種とも同じのようですね。

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の見た目の特徴は?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンのラッキーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

カーディガンとペンブロークの2種ですが、顔立ちや体の大きさにはさほど大きな違いはないようですが、まったく同じというわけではありません。

体格

体高や体重はほぼ同じですが、どちらかというとカーディガンの方が骨太で、がっしりとした印象を受けることが多いようです。

毛色

ペンブロークは、レッド、セーブル、フォーン、ブラック・タンに限られているのに対し、カーディガンはほとんどのカラーが認められているようです。毛色の豊富さは、カーディガンの魅力の1つといえそうですね。

しっぽ

コーギーはしっぽがとても短い、あるいはないのが特徴です。これは生まれつきではなく、ほとんどの場合が生まれてすぐに断尾しているからなのです。コーギーが断尾されるようになったのには、いくつか説があります。

【コーギーか断尾される理由】
・牛追いの牧羊犬として飼育されていたため、牛に踏まれることがないように断尾していた。
・昔のイギリスでは、しっぽのついた犬に課税していた時期があり、税金対策のために断尾していた。
・断尾が狂犬病予防になると信じられていた。

どれも現在ペットとして飼育するうえでは関係のないものですが、昔からの習慣として続いているようです。

実は、断尾を行うのは主に行うのはペンブロークで、カーディガンは一般的に断尾しないそうです。少し前までは、しっぽがないコーギーがペンブロークで、あるのがカーディガンという見分け方ができたそうですが、最近は断尾しないペンブロークも増えてきているので、しっぽの有無で2種を見分けることは難しいでしょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE 「【画像つき】コーギーのしっぽが切られる理由や時期、考え方について」

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の性格は?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンのラルくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

基本的な性格

カーディガンは、もともと牧羊犬として働いていたので、機敏で活動的な犬種だといわれています。利口で忠実な子も多く、飼い主さんのいうことをよく聞くとされていますが、飼い主さん以外の他人には攻撃的ではないにしろ警戒心をあらわにする場合も。
また、ペンブロークよりもカーディガンの方が落ち着きがあるともいわれれることが多いようです。

オスとメスの性格の違いは?

カーディガンの性格には、オスとメスの違いも若干あるようで、オスはやんちゃでフレンドリーなタイプが多く、メスはオスに比べて落ち着いていて、自立心があるタイプが多いとされています。

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の飼い方は?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンのフィーゴくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

カーディガンとペンブロークでは、飼育方法に大きな差はないようです。以下のような点に注意して飼育するようにしましょう。

運動について

牧羊犬だったため、運動量が多く、たくさん体を動かしたがります。そのため、散歩やドッグランだけでなく、おもちゃやボールなど頭を使った遊びを取り入れ、心身ともに満たしてあげましょう。

しつけについて

カーディガンはとても賢いといわれているため、中途半端なしつけでは信頼関係を築けません。主従関係が逆転することのないよう、一貫性のあるしつけをおこない、飼い主さんがリーダーであることを教える必要があります。

食餌管理について

コーギーは食べ物への執着が強く太りやすい犬種といわれているので、食事には注意が必要です。むやみにおやつをあげすぎることのないよう、食餌管理は飼い主さんがしっかりとおこないましょう。

かかりやすい病気について

コーギーは胴が長いという体型の特徴から、椎間板ヘルニアや股関節形成不全などの病気にかかりやすいとされています。どの犬種でもいえることですが、常に愛犬を観察して異常がないかチェックしてあげてくださいね。

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」を手に入れるには?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンのこうたろうくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ペットショップで販売されているコーギーは、ほぼペンブロークだと思っていいくらい、カーディガンを見かけることはありません。そのため、ペットショップで偶然見かけて手に入れる…という方法はかなり困難だと思ってもよさそうです。

カーディガンを手に入れたい場合は、ブリーダーさんを探す方法がより確実といえます。その場合は、しっかりとブリーダーさんの話を聞き、実際に子犬に会って選ぶようにしましょう。他にも海外から輸入するという方法もありますが、現地で子犬を確認することが難しかったり、実際に手元に来るまでにかなり時間を要したりするので、そう簡単ではないようです。

“第3のコーギー”と呼ばれる「フラッフィー」とは?

フラッフィーの康太くん
@rikoburning

実は、“第3のコーギー”と呼ばれるコーギーが存在するのをご存知でしょうか。コーギーといえば短毛ですが、まれに劣性(潜性)遺伝によって長毛のコーギーが産まれてきます。それが“第3のコーギー”と呼ばれる「フラッフィー」です。
フラッフィーは、犬種として認められていないので手に入れるのはかなり困難ですが、もふもふのかわいらしい見た目からファンも多いのだとか。

こんな注意点も

フラッフィーは前述した通り、劣性遺伝で生まれます。劣性遺伝は先天的な病気を発症する確率が高くなるといわれているので、基本的にフラッフィーは繁殖から外されます。繁殖があまり行われていない以上、フラッフィーの誕生は偶然に頼ることがほとんどです。

どうしてもフラッフィーが欲しい場合は、劣性遺伝の個体だということを理解した上で、過去にフラッフィーが産まれてきたことがあるブリーダーさんに、フラッフィーが産まれたら連絡をしてもらうように予約をするのが確実な方法でしょう。

今回は、日本では珍しい「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」についてご紹介しました。同じように見えても、カーディガンとペンブロークではそれぞれ違った特徴があるものですね。「コーギーを飼いたい」と思っている方は、ペンブロークだけでなくカーディガンも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【画像つき】コーギーのしっぽが切られる理由や時期、考え方について』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/higarina
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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