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子犬期からの「リバウンド」? ありがちな、意外な吠えグセの理由とは?

油断やコミュニケーション不足が招く、成犬特有の吠えグセ

愛犬が3才ぐらいになって“おとな犬”になると、ひととおりしつけがすみ、愛犬自身も落ち着きを見せるようになるからか、愛犬に対する態度などで気が緩んでしまう飼い主さんが少なくないようです。
また、手間のかかる1、2才ぐらいまでに比べ、コミュニケーションをとる時間が知らず知らず減ってしまっていることも。

じつはその気の緩みやコミュニケーション不足が、愛犬の意外な吠えグセにつながることがあると知っていましたか?
おとな犬にありがちな吠える理由を知って、吠えグセがつかないよう事前に手を打っておきましょう。

油断からの「リバウンド吠え」

おとな犬の飼い主さんは、「成犬になったから」「しつけができているから」と油断して、これまで愛犬に許していなかったことを気まぐれに許可したり、刺激の強すぎる体験をさせてしったりすることが。
そのことが引き金になって、おねだりや警戒心から吠えるようになってしまうことがあるので注意が必要です。

↑与えたことのない食べ物を突然おすそわけしたり、乗せたことのないソファに乗せたりしていませんか? それが引き金になって吠えグセが出てきてしまうことがあるんです!

油断禁物! 正しい接し方をキープして!

そもそも、これまでのルールを飼い主さんの気分で突然変えてしまうと、吠えのきっかけになるだけでなく、愛犬を混乱させてしまいます。
一度決めたことは、成犬になってもできるだけ変えずに守るようにしましょう。
また、そのルールを愛犬がしっかり守っているのなら、「イイコ」「合ってるよ!」などとほめてあげることも忘れずに!
↑たとえば、今までソファに乗ることをNGとして教えていたのなら、成犬になってもそのルールを守りましょう。

運動やコミュニケーション不足による「ストレス吠え」

この時期の愛犬は、体の成長に合わせてパワーが増してくるので、それがうまく発散できないと運動不足に陥りやすいです。
また、愛犬がある程度成長すると、それまでに比べて飼い主さんと接する時間が減りがちに。

犬は、運動不足になっても、飼い主さんとのコミュニケーション時間が減っても、ストレスがたまります。ストレスがたまると、結果として吠えやすくなってしまうのです。

いっしょの時間を増やしてストレス解消!

運動不足を解消するには、散歩時間を増やしたり、部屋の中でもいっしょにたっぷり遊んだりするといいでしょう。
引っ張りっこや、投げたおもちゃを持ってこさせる遊びは、飼い主さんは疲れにくい半面、愛犬がたくさん動けてエネルギーを発散させやすいので、部屋の中で遊ぶ方法としておすすめです。
コミュニケーションの時間を増やすには、たとえば、より遠くからの呼び戻しに挑戦するなど、すでに教えているしつけをレベルアップさせる方法がいいでしょう。
もしくは、ハイタッチやゴロンなど、新しい芸を教えるのも◎。
飼い主さんといっしょに新しいことに挑戦できるので、愛犬はウキウキワクワク♪ ストレス解消に役立ちます。

いかがでしたか?
おとな犬になってからの吠えグセは、飼い主さんの接し方を改めるだけで案外改善されるものなのかもしれませんね。

参考/「いぬのきもち」2018年4月号『年代別 吠え攻略ガイド』(しつけ編監修:家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)、
文/h.taco
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