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【獣医師監修】犬が食べても大丈夫!枝豆をあげる時の注意点とは

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ヘルシーで栄養があり、お酒のおつまみのイメージも強い枝豆。愛犬が興味を示したら、あげたくなるかもしれません。しかし枝豆自体は問題ありませんが、人と同じように与えることはNG。犬に与えたい場合何を注意すればいいのか、詳しくみていきましょう。


目次

犬に枝豆をあげても大丈夫。ポイントは「ゆでる」

犬にも有効! 枝豆に含まれる栄養素とは

塩はNG! 枝豆を与えるときの注意点

枝豆はサポート食品として取り入れよう

犬に枝豆をあげても大丈夫。ポイントは「ゆでる」

おもちゃをくわえているリオンくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

枝豆に含まれるタンパク質は植物性のもので、犬が消化を得意とする動物性タンパク質とは異なります。また、枝豆にはタンパク質の消化吸収を妨げるトリプシンインヒビターという成分が含まれているため、生で与えることは避けてください。
この物質による影響は加熱によって抑えることが可能ですので、枝豆をあげるときは、必ずゆでてからにしましょう。

与えるときはひと工夫を

栄養をとらせるために枝豆を与えても、粒が小さいため丸のみになってしまうケースが多く、未消化のまま出てきてしまう、なんてことが多々あります。
そのため、細かく刻んだり、すりつぶしたりして普段のごはんのトッピングにするなど工夫をしてみてください。また、枝豆を使った犬用のおやつを作るのもおすすめです。

与えたい場面はこんなとき!

●運動前の食事で疲労軽減

枝豆にはアスパラギン酸という成分が含まれており、これを運動前に摂取すると、運動中に疲れにくくなるのに効果的だといわれています。ドッグランに遊びに行く前や、トレーニング前の朝ごはんなどに取り入れるのがおすすめです。

●ダイエット中のサポートに

枝豆にはピニトールという成分も含まれていて、こちらは血糖値の上昇を抑えるのに効果的です。人の食事でもサラダから食べると太りにくい、なんて話を聞いたことはありませんか? それと同じで、犬の場合でも血糖値の急な上昇を抑えることで、肥満防止を期待できるかもしれません。

犬にも有効! 枝豆に含まれる栄養素とは

Mix犬のジャックくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

たんぱく質

犬の元気な体を作るのに欠かせないのがこのたんぱく質ですが、犬が主に必要なのは動物性たんぱく質です。その理由は、体内で合成できないたんぱく質である「必須アミノ酸」が、すべて動物性のものに含まれているから。
植物性たんぱく質である枝豆は、たんぱく質摂取においてあくまでサポート役だと考えたほうがよさそうです。

脂質

活動するためのエネルギーを得るために、欠かせないのがこの脂質です。細胞膜やホルモンの材料になったりもしますので、皮膚や被毛の健康を保つためにも、脂質は適度に取り入れていく必要があります。特に成長期の子犬にとっては、なくてはならない栄養素のひとつです。

炭水化物

本来肉食だった犬が、人と暮らしていくうえで得た変化のひとつが雑食化です。それにともない炭水化物の摂取が習慣化していきました。脂質と同じく犬が活動するためのエネルギーとなるのがこの炭水化物ですが、その大きな特徴は即効性。体にすぐ吸収されるので、すばやくパワーを補充することができます。炭水化物は食物繊維も含んでおり、腸の動きを活発にしてくれます。

ビタミン

枝豆に含まれている水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンには、たんぱく質、脂質、炭水化物の機能をサポートする役割があります。

ミネラル

ミネラルもビタミンと同じく他の栄養素のサポート役ですが、同時に骨や歯などの組織を構成する役割があります。
ミネラルは体内で作ることができないうえに、動物性たんぱく質のエネルギー化でも消費していくため、何かと不足しがち。複数のミネラルをバランスよく摂取する必要があります。枝豆にはナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンなどが含まれています。

塩はNG! 枝豆を与えるときの注意点

熟睡中のポンちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

最後に、枝豆を与える場合の注意点を見ていきましょう。消化不良を起こしやすいため、さやや薄皮はとりのぞいて与えるのがおすすめです。
また、ゆでる際に塩を加えるのはNGです。スーパーなどで売られている、すでに茹でてある枝豆には塩が使われていることが多いため、避けた方が無難です。

どのくらいあげてもいいの?

健康な成犬の場合で、枝豆1粒を1gと想定した場合に一日に与えていい分量は、1~3kgの犬で4~9粒、5~10kgの犬の場合は14~23粒、20kg以上の犬は40粒を目安とすると良いでしょう。(※枝豆以外に間食をしないことを前提としています)

枝豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆と同じ植物なだけあって、100gあたり約135kcalとなかなかの高カロリー。カロリーオーバーにならないためにも、少量にしましょう。

アレルギーに注意!

枝豆は大豆の未成熟な状態の食品ですので、大豆アレルギーをもっている犬は枝豆にもアレルギー反応を起こす可能性があります。
初めての食材を与える場合は、必ず少量からはじめて様子をみましょう。もしそれで下痢や体の痒みなどが見られるようであれば、すぐに与えるのを止めて獣医師に相談してください。

枝豆はサポート食品として取り入れよう

元気いっぱいのラガーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

枝豆を愛犬に与えるうえで気をつけることは把握できたでしょうか?
枝豆以外にも言えることですが、人が食べているものを犬に与えることは、犬にとっては負担が大きくなってしまうことがあるので、注意が必要になります。

塩を使わずに加熱する、さやや皮はとりのぞく、できればすりつぶすなど、少し手間がかかるかもしれませんが、愛犬の健康のために欠かせない大切な手順です。ライフスタイルや個性にあわせて、上手に取り入れていきたいですね。

参考/「いぬのきもち」2016年9月号『ベストなバランスを知って、健康管理に役立てて 愛犬のための栄養素入門』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高﨑一哉先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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