犬と暮らす
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お別れのための旅支度どうしたらいい? 〜遺体ケアは愛犬にできる最後のお世話〜
別れは辛いが、見送るのも飼い主の役割
遺体のケアは、飼い主ができる最後のお世話
①体をきれいにする
犬はまぶたのたるみが少ないため、目をしっかり閉じずに亡くなることが多いですが、目や口が開いている場合は、優しく閉じてあげましょう。
死後、犬の口や肛門から薄いピンク色の体液や排泄物が出てくることがありますが、これは自然なことなので慌てずに、ガーゼやティッシュなどで拭きとってあげて下さい。量が多い場合は、ペットシーツなどを体の下に敷いて、汚れたら交換することで体を清潔に保つことができます。
②手足を整える
個体差がありますが、一般的に死後2~3時間で、肢や首など体の先端から硬直が始まり、12~18時間経つと少しずつ硬直が緩んできます。硬直中は無理に動かすと体を傷める恐れがあるので注意してください。
③体を冷やす
水分の多い頭部や腹部は腐敗しやすいので、すぐに火葬や埋葬ができない場合は、日が当たらない涼しい部屋に遺体を移し、体に水分が浸み込まないようにドライアイスや保冷剤をタオルに包み、頭やお腹を中心に体を冷やしましょう。ドライアイスを使用する際は、お部屋の換気を行ってください。
亡くなった愛犬を見送るためにも、体をきれいにして旅支度を整えてあげましょう。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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