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後ろ足から衰える?犬の「ロコモティブシンドローム」を防ぐには
ペットの高齢化で犬のロコモが増えている
近年、ペットも高齢化に伴って、犬や猫も、足腰の痛みや運動困難、足を引きずるなどの症状がみられることが増えてきました。
犬の「ロコモ」のはじまりは、いつもより動きが鈍い、散歩に行きたがらないなど「年のせいで仕方ない」と考える飼い主さんは多いです。しかし、この状態を放置することで、老後に歩くことが困難になったり、自力で立ち上がることもできなくなっていきます。
ロコモの主な原因は老化現象で、年を重ねるごとに増えていき、ゆっくり確実に進行していきます。犬種によっては、若くても遺伝的な椎間板疾患、心臓疾患などでロコモの状態になることもありますが、老化によってどの犬もかかる可能性があります。
ロコモの予防は運動習慣が大切
愛犬がロコモになった際のケア
歩くときに前足はしっかりついているのに、後ろ足が絡まるように歩きにくくなったりすることでロコモがはじまることが多いでしょう。また、後ろ足の筋肉が少なくなり、おしりが小さくなって変化に気が付くかもしれません。
症状が出た部分に対しては、動きの悪い部分を少しずつ動かしたり、曲げ伸ばしさせたりしながらマッサージしたり、無理のない範囲でハーネスなどを使って支えながら歩かせたりしてみましょう。ただし、動かし方によっては症状を悪化させることもあるため、必ず獣医師に相談しながら行ってください。
ロコモティブシンドロームになっても散歩に行くと喜ぶ犬は多いので、リフレッシュのために可能な限り外の空気に触れさせてあげましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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