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かわいそうに思うよりも工夫を!犬の留守番ストレスを軽減するコツ
愛犬を留守番させることに、申し訳なさを感じていませんか? しかし、人の社会で暮らす犬にとって“ある程度の留守番”はつきもの。大切なのは、留守番中に愛犬がストレスを感じないよう、工夫してあげることです。
ここでは、飼い主さんができる「犬のストレスを軽減する留守番対策」をご紹介します!
「留守番中」愛犬が安心して過ごせる工夫をする!

犬は広すぎる場所にいると、落ち着かずに不安になる傾向があります。そのため、部屋の中でフリーにして留守番させると、ストレスを感じてしまうことが。
犬はストレスを感じると、気持ちを落ち着かせるために、壁や家具を噛むなどのイタズラをしてしまうことがあるので注意しましょう。
留守番中に過ごす範囲を限定する
留守番時間の長さにもよりますが、犬を留守番させるときは、出入り自由な寝床(クレート)を固定した広めのサークルを用意し、その中で過ごさせましょう。
ほどよく限られた空間なので、犬はストレスを感じにくく、イタズラも防ぐことができます。また、周りが囲われた薄暗い寝床があるおかげで、安心して休むこともできるでしょう。
「留守番前」愛犬が眠って過ごせる工夫をする!

留守番中に犬が退屈しないよう、出かける前に工夫をしてあげることが大切です。
飼い主さん主導で一緒に遊ぶ
留守番前は、飼い主さんから犬を遊びに誘ってください。一緒に遊んで満足させ、ほどよく疲れさせることで、留守番中はぐっすり眠って過ごすことができるでしょう。
留守番中に眠って過ごせば、退屈を感じにくくなるため、ストレス予防につながります。遊ぶかわりに飼い主さんから誘って、散歩へ出かけるのもおすすめですよ。
「留守番後」留守番に“よい印象”をもたせる工夫をする

大好きな飼い主さんが帰ってくると、犬はかまってもらいたい気持ちでいっぱいになり、吠えたり飛びついたり噛んだりすることがあります。
しかし、そのたびに「ダメ!」「あとで!」などと断っていると、犬はストレスを感じ、留守番に対して“悪い印象”がついてしまうことも。
飼い主さんから遊びに誘う
ときどきでもよいので、帰宅後、飼い主さんから遊びに誘ってあげましょう。「飼い主さんから誘って遊ぶ」ということが犬に伝わりやすいよう、いったんオスワリなどさせてから遊びをスタートさせると◎
ちなみに、ロープのおもちゃなどを引っ張りあって遊ぶ「引っ張りっこ遊び」は、飼い主さんは疲れにくい半面、犬は全身を使って遊べるのでおすすめです。
飼い主さんの工夫次第でストレスは軽減できる!

飼い主さんのちょっとした工夫やひと手間で、愛犬が留守番で感じるストレスは軽減できます。
ぜひ取り入れてみてくださいね!
いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬の留守番のストレスと不安は、留守番前後の飼い主さんの態度で抑えられる」
参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬の留守番のストレスと不安は、留守番前後の飼い主さんの態度で抑えられる』
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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