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プロが実践!今すぐマネしたい「犬の健康のためのお手入れ習慣」

犬のお手入れは、毎日少しずつ行って慣れさせるのが、“上達のコツ”。また、お手入れを習慣化させることは、犬の健康維持などにも役立つため、メリットがたくさんあるのです。
今回は、トリマーの二村先生が犬に行っている、「健康のためのお手入れ習慣」を教えてもらいました。

炭酸入りの足湯に入れる

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は足やしっぽの先、耳などが血行不良になりがち。

そこで二村先生は、たらいに5cmほどのお湯を張り、炭酸入りの犬用入浴剤を入れて、足湯をしてあげているそうです。炭酸のお湯は血流がよくなるといわれているので、低温でも体を温める効果が期待できるのだとか。

ちなみに、炭酸入りのお湯を全身にかけてあげれば、炭酸の力で皮脂汚れやニオイもスッキリするそうですよ。

オーラルケアはできることを毎日行う

プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
二村先生が預かっている犬のハラミちゃんは、歯磨きが苦手。年齢も12才と高齢で、あまり無理をさせたくないため、マウスクリーナーでニオイや菌を抑えるケアをしているといいます。

また、歯磨き嫌いな若い犬を預かっていたときには、歯磨きシートや味つきの歯磨きペーストを使って、毎日少しずつケアしていたのだとか。

二村先生はあきらめずにそれを続け、最終的にはオーラルケアに慣れてくれたそうです。

ドライヤーで乾かすときは、温風と冷風を交互に当てる

ミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の皮膚は薄く、人の皮膚の3分の1程度しかないので、人用のドライヤーの温風で乾かすと、乾燥して皮膚トラブルにつながることがあります。

そんな犬の皮膚へのダメージを最小限に抑え、かつ効率的に乾かすために、二村先生は3~5秒ごとに温風と冷風を切り替えて使っているのだとか。

最近のドライヤーには、低温のスカルプモードが搭載されているものもあるので、犬を乾かす際に利用してみるのもよいそうです。

毎晩スキンシップがてら、お手入れ状況をチェックする

なでられるミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人がリラックスできる寝る前の時間は、犬もリラックスしやすい時間。

二村先生はその時間を利用し、ハラミちゃんにふれたり、毛をかき分けたりして、皮膚や毛の状態をチェックしているといいます。

「おなかが乾燥しやすいから、保湿をしっかりしよう」など、お手入れの計画を立てるのにも役立つそうですよ。

肉球を洗ったあとは、専用クリームで保湿する

ボストン・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
アスファルトの上を歩く機会が多い犬は、肉球が傷つきやすく乾燥しがち。

二村先生はハラミちゃんの肉球のうるおいを保ち、ひび割れなどを予防するために、散歩から戻って足を洗ったあと、肉球用のクリームを塗ってあげているそうです。

足拭きのついでなので、ハラミちゃんが嫌がることもないのだとか。
今回は、トリマーの二村先生が実践している、犬の健康維持に役立つお手入れ法を、5つピックアップしてご紹介してきました。

「いいな」と思ったものは今すぐマネして、愛犬の健康長寿に役立ててくださいね!
参考/「いぬのきもち」2019年10月号『プロが行っている“生活習慣”をとりいれて、愛犬の健康寿命を延ばそう マネしたい!健康のためのルーティン36』(監修:トリマー トリミングサロン「HONDEHOK」運営 二村陽子先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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